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聯合ニュースによると、
17日に起工式を行い、2020年の完工を目標に本格的な造成に入る「江陵低炭素グリーンモデル都市」は生態、水と資源循環、グリーン建築、新再生エネルギー、スマートグリッドなど6分野の68種に及ぶ先端親環境グリーン技術が集約された未来低炭素グリーン都市の縮小版になる見込みだ。
政府の低炭素グリーンモデル都市に選定された鏡浦洞一帯の1万8325平方キロメートルには、2020年までグリーン交通とエネルギーの効率化、グリーン観光及び生活、水資源の循環など様々なグリーン事業が段階的に推進される。
事業が完工されると、冷暖房の100%を含めた全体エネルギーの55%以上は太陽光・熱、地熱など化石エネルギーではく新再生エネルギーで解決する。
これを通じて節約できるエネルギーは285世帯が使用するエネルギー量に及ぶ年間約96万kwh。その上、炭素排出量も削減できる。中型乗用車がソウルから釜山を2700回以上往復できる程度のCO2発生量が削減できる。
建物の外観は自然環境との調和及び海松が有名な江陵のイメージに合わせ、松の木の根を形にしてデザインされた。
線形に設計された屋根は太陽熱の集熱板と屋上の緑化を通じて熱効率を高める一方、雨が降る時に雨水を吸収・貯蔵して掃除用水と庭園造景用水に使用し、水使用量も節約できる。
また、南向きに配置されたガラス窓から降り注ぐ日差しで電気を使わずに室内を照らし、三重断熱を通じてエネルギーの無駄遣いを最小限に収め、使用する施設別にエネルギーの使用量を直接確認でき、炭素ゼロ型住居を体験できるようになっている。
グリーン乗換場では乗ってきた自動車の代わりに環境にやさしい電気自動車と自転車、徒歩を通じて鏡浦湖と海、烏竹軒など歴史・文化遺跡地を探訪することで、グリーン観光と文化が共存する古都の趣きを感じさせる予定。
高止まりの原油価格などエネルギー危機と気候変動・環境危機に直面している現実を克服するための努力が切実な状況の中、人口と産業や交通施設などエネルギー使用施設が集中している都市環境を改善し、グリーン成長を実現するという点でこの産業の意味が大きいと言える。
特に、鏡浦グリーンモデル都市は環境にやさしい先端グリーン技術が集約された、未来型低炭素グリーン都市の縮小版になると見られる。
この事業を通じて江陵に訪れる人々に低炭素グリーン技術を体験できる機会を提供し、世界には環境にやさしいグリーン都市のモデルケースを広報できる効果も予想される。
江陵市でも将来の江陵が炭素排出ゼロの都市、水と緑と海が共存する自然生態都市、グリーン文化と観光が調和を成した都市になると期待している。
環境部の関係者は、「江陵が優秀なグリーン都市としてグローバルな都市ブランドに成長していけるよう、事業の推進に最善を尽くす計画」とし、「こうしたグリーン都市が全国に拡大するようにグリーン都市造成基準を設けるなど、制度的・行政的支援体系も充実させていく」と話した。
出所:聯合ニュース(2012.05.16)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。