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釜山、データセンター構築を本格始動
作成日
2011.06.29
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691
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聯合ニュースによると、

釜山を東北アジアにおけるデータセンターのハブとして育成するための事業が本格的にスタートした。

釜山市と知識経済部は28日、釜山鎮海経済自由区域の美音地区内に「グローバル・クラウドデータセンター」(敷地面積8万9千710㎡)を構築するためのモデル事業を推進すると発表した。

この日、釜山市は、LG CNSと「グローバル・クラウドデータセンター」団地内の3万8千610㎡規模の敷地に延べ面積13万3千㎡規模の韓国最大級のデータセンターを構築するといった内容の投資了解覚書(MOU)を締結した。

LG CNSは同事業に1千700億ウォンを投じて、来年上半期から工事に着手、美音地区が竣工する来年末に完工する計画だ。まず、第1次事業としてサーバー7万2千台が運営できるデータセンター(延べ面積2万3千㎡)を構築する予定。

釜山市と知識経済部は、イーベイなどグローバル企業をはじめ、東日本大震災以降、データセンターの移転を推進している日本企業の誘致にクラウド・データセンターを活用する方針だ。このため、グローバル・データセンターに入居する企業には、団地内で使用するインフラの共同設置を支援するなど、さまざまなインセンティブの実施を検討している。

釜山は国際海底ケーブルの90%を結ぶ第1ゲートウェイとして、日本とは最短距離の専用海底ケーブルを構築しており、グローバルネットワークのメッカになれる最適な条件を備えている。

釜山市の関係者は、「近年、IT機器の高性能化とツイッター、フェースブックなどSNS市場の急成長に伴うデータ使用量の増加などを背景に、グローバル企業のデータセンターへの需要が高まっている」とし、「クラウド・データセンターの構築を契機に、釜山がグローバル・データセンターの拠点、ひいてはITハブへと躍進するチャンスになる」と期待を示した。

記事原文

出所:聯合ニュース(2011.06.28

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。