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連合ニュースによると、
釜山と中国間の交易規模が2000年以降、10年間5倍以上急増したことがわかった。
韓国銀行釜山本部が14日発表した「釜山-中国間における経済的連関関係の進展及び示唆点」の報告書によると、釜山地域の対中国輸出は2000年の7億2300万ドルから2011年には27億7200万ドルと4倍近く増加した。
中国が輸出に占める割合は2000年の15%から2011年には19%に増加した。
2003年以降からは中国が日本を抜き、釜山地域における最大の輸出市場に浮上した。
対中国輸入も2000年の7億2800万ドルから2011年には45億2700万ドルと6倍以上増加した。
輸入に占める割合も2000年の18.3%から2011年には30.8%に達しており、中国は釜山の最も大きい輸入市場に成長したことがわかる。
2011年に釜山地域で処理した中国コンテナは6mのコンテナが392万個で、釜山港全体実績の24.4%を占めた。
中国コンテナを162万7000個処理した2000年以降、毎年9.2%の増加率を記録している。
釜山港の全体物動量増加率7.3%に比べると、2%近く上回る高い増加率となる。
釜山に訪れた中国人観光客数も2011年には47万6000人で、2000年の14万9000人に比べて3.2倍も増加した。
同期間に中国人観光客は年平均11.1%増加しており、同期間に1.4%減少した日本人観光客とは対照的な結果となった。
釜山から中国へ輸出する主要品目は2000年に織物、身辺雑貨、皮革及び毛織など低付加価値の最終財から、2011年には輸送機械(自動車及び部品など)、鉄鋼、機械など高付加価値の中間財に変化した。
2011年ベースで釜山地域の対中国輸出品目のうち、中間財の割合は60%を記録した。
韓国銀行は釜山地域の対中国輸出が地域内で5兆7000億ウォンの生産誘発効果、2兆ウォンの付加価値誘発効果、51000人の就業誘発効果を上げていると分析した。
こうした生産誘発効果は釜山地域における総産出(155兆ウォン、2010年基準)の3.7%を占めており、就業誘発効果も釜山地域における就業者数(157万4000人、2011年基準)の3.2%水準。
韓国銀行釜山本部は、釜山と中国間の経済的関係を一層緊密にして製造業及び物流産業の競争力を持続的に強化させ、中国人観光客向けに特化された観光資源を開発する一方、中国との交流協力インフラを充実させるなどの政策的な支援が必要だと指摘した。
韓国銀行釜山本部のキム・ミンス経済調査チーム課長は、「中国は今後も高成長を持続する可能性が高い巨大市場であり、釜山経済に多くの機会を提供すると期待される」とし、「地域経済の成長動力を拡充するため、中国市場を積極的に活用する必要がある」と話した。出所:連合ニュース(2012.05.14)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。