釜山 < invest Korea

聨合ニュースによると、

釜山の世界一流商品の年平均増加率が全国平均を大幅上回ることがわかった。

そのため、釜山製造業の回復がさらなる追い風に乗るためには、世界一流商品を生産する企業数を増やさなければならないという意見が提示された。

釜山発展研究院は27日、BDIフォーカス「世界一流商品から見た釜山製造業の力」という報告書をまとめ、釜山が世界一流商品を育成する方法を提示した。

報告書でここ5年間(2008～2012)の地域別の世界一流商品の現況を分析した結果、釜山の世界一流商品の年平均増加率(14.4%)が全国平均(3.4%)を大きく上回ることがわかった。

世界一流商品を生産する釜山地域の企業は大企業ではなく、ほとんどが中小企業だった。

東南圏で生み出された世界一流商品の中、大企業で生産された割合は釜山14.3%、蔚山93.5%、慶南55.3%で強小企業の割合は釜山が高かった。

報告書をまとめたペ・ヒョン専門委員は、「釜山の産業生態系を強化するためには、中小・中堅企業が世界一流商品を生み出し、それに基づいて企業規模を成長させる好循環の構造が求められる」とし、「そのため、世界一流の商品を生産する強小企業がより多く生まれなければならない」と強調した。

ペ専門委員は、「ドイツは『ヒッドン・チャンピオン(Hidden Champion)』が、日本は『中小・中堅企業群』が経済成長をリードし、廃墟の中から貿易大国に跳躍することができた」とし、「かつて競争力のある企業が不足したことから釜山経済の成長が低迷し始めたことを考えると、世界一流商品を生産する企業をより多く生み出さなければならない」と指摘した。

また、世界一流商品の生産企業を拡大する方法としては製造業を重視するマインドの拡大、釜山市による一流商品の指定と育成策の提示、技術高度化と中核人材育成に対する支援、産・学・研・官・民のネットワーク強化、規制緩和、住居・交通・文化など企業の隘路事項の解決などを打ち出した。

ペ専門委員は、「釜山が世界一流商品をより多く生み出すためには、何よりも製造業を重視する風潮が拡大しなければならない」とし、「最近生産の第四要素として認識が広がっている企業家精神を高めるため、CEOとその次世代を対象にした専門プログラムを常時運営する必要がある」と提案した。

原文記事

出所：聨合ニュース(2013.05.27)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。