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聨合ニュースによると、
釜山市は3日、釜山地域中小企業の海外進出を支援するため、貿易使節団の派遣など様々な「海外マーケティング支援活性化対策」を推進することを明らかにした。
この対策は、地域の輸出中心品目の自動車と船舶の急激な輸出鈍化と円安などにより、地域企業の輸出実績が低迷していることを受けて推進された。
◇貿易使節団の派遣 = 今年5月に発効した「韓・トルクFTA協定」を活用し、振興有望市場への進出に焦点を絞る予定。
機械分野の中小企業の輸出商談を支援するための施策で、10月に東欧(トルク、ポーランド)に10社で構成された貿易使節団を派遣し、輸出の活路を模索する方針だ。
また、自動車部品産業の海外進出を図るため、11月に自動車部品メーカーの10社で構成された貿易使節団を日本名古屋市に派遣する。
◇国際展示会へ出展 = 市は下半期に様々な国際産業展示会に出展する予定。12月4~7日まで開催される「ジャカルタ産業機械展」に大邱市、慶南道、慶北道と合同で大規模の韓国館(20ブース)で出展する。
また、11月13~15日までジャカルタで開催される「造船海洋展示会」に釜山館を設け、地域中心産業の造船・海洋プラント関連企業とともに出展する。
インドネシアは豊かな労働力と資源を抱えており、最近は2億4千万人に達する人口と建設ブームによる爆発的な成長を成し遂げる有力市場として注目を集めている。
その他、米ラスベガスのASD・AMD(8月)、アブダビの石油・ガス産業展(UAEアブダビ、11月)、タイの国際機械展示会(バンコク、11月)、ベトナムの国際店舗産業展及びプランチャイズショー2013(ホチミン、11月)、中国上海の造船展示会(12月)など様々な国際展示会に出展する予定。
◇海外バイヤー招請商談会 = 市は下半期に海外バイヤーを招請し、輸出有望市場への進出を図る施策も推進する予定。
10月に「釜山・福岡超広域圏商談会(20社)」と「米州など海外大手バイヤー招請商談会(150社)」を相次いで開催し、大手バイヤーを招請した個別商談会も年中行う。
◇その他、新規輸出支援事業 = 支援を受けた企業に対する体系的な履歴管理、海外マーケティング活動による事後の成果分析及び統計管理を行うための「海外マーケティング支援統合管理システム」を構築する方針。今月から構築作業に取り掛かると年内に構築を終え、来年からは活用できる見通しだ。
また、地域中小企業の厳しい財政状況を考え、輸出企業に対して外国語の広報動画制作を支援する。
この事業は前年度の輸出実績が500万ドル以下の中小企業を対象に総制作費の70%内で支援する予定であり、バイヤーに対する企業の信頼度の向上と製品広報の最大化に大きく役立つと期待されている。
その他、輸出能力強化事業とともに、海外マーケティング支援事業に参加する企業の役員以上を対象に輸出のグローバルマインドと輸出人材育成の重要性に対する認識転換教育を行い、企業が成長できる基盤構築に全力で取り組む予定。
出所:聨合ニュース(2013.07.03)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。