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未来を拓く革新素材の研究開発が釜山で立ち上げ
作成日
2013.07.18
ヒット
622
제목 없음

聨合ニュースによると、

「世界の最先端で未来を開くコア技術の確保」

6T分野で産業用の核心新素材を開発し、国の未来を拓く成長の原動力を確保する超大型の研究開発プロジェクトが釜山で立ち上がる。

経済に及ぶ効果(売上創出効果)30兆億ウォンに見込まれる。

未来創造科学部が主管する「グローバル・フロンティア事業 2013年新規誘致団」に選定された釜山大学の「ハイブリッド・インターフェース基盤未来素材研究団」が今年から2021年まで行う「ハイブリッド・インターフェース基盤未来素材技術開発事業」がそのプロジェクト。

世界でハイブリッド素材の研究開発をめぐる競争が本格化しつつあり、新素材の競争力が完成品や部品の性能と付加価値まで左右している中、韓国の「未来素材分野のコア技術」を確保することを事業の目的に掲げた。

具体的には、異なる物質と素材を繋げるハイブリッド構造設計を通じ、新しい性能の素材を開発する。

釜山大学研究団は素材開発コストは抑える上で成功の確率は高めるため、パソコンを活用したシミュレーション技術に基づいた異種の物質・素材間のハイブリッド・インターフェース構造を設計する方針。

このプロジェクトには2021年まで、研究施設などのハードウェア面の投資を除いた研究開発費だけで1,149億ウォン(市費24億ウォンを含む)が投入される。

釜山大学研究団は2021年までコア技術20件、素材・部品・製品技術100件の開発達成を目標に掲げ、研究開発に取り組む計画。

釜山市はこの事業が地域経済と産業にもたらす多大な波及効果に注目している。

釜山市研究開発企画担当のキム・ビョンジン博士は、「ハイブリッド・インターフェース技術が実現すると、持ち時間が1015倍長い電池や発電効率が4倍以上高い電気自動車モーターなどの新たな性能を持つ素材も開発できる」とし、「プロジェクトが予定通り推進されると、世界素材市場で韓国はトップの技術大国に跳躍できる」との見通しを示した。

キム博士は特に、「本プロジェクトは地域の機械部品素材産業(自動車・造船・海洋プラントなど)に新素材を適用することで新たな部品の開発を可能にし、産業の技術力向上に寄与する」と話した。

また、「次世代の有望産業分野と連携を図り、釜山地域内の中心産業である輸送機器、精密機械産業、航空宇宙産業、海洋プラント産業分野でコア技術を生み出し、地域内のヒッドン・チャンピオン(隠れたチャンピオン)企業の育成、ベンチャー創業による新規雇用創出も期待できる」と付け加えた。

釜山市と釜山大学研究団が分析した経済への波及効果を見ると、このプロジェクトにかける期待の大きさが良くわかる。

自動車・電子部品・船舶・建築・間接応用産業分野の世界市場規模は2千兆ウォンで、国内企業は10%のシェアを占めている。このプロジェクト(研究団が予想した開発による技術寄与率)を通じてそのシェアを約10%程度引き上げることができると予想される。金額(売上)で換算すると20兆ウォン程度に推計される。

また、海洋プラント市場(世界市場145兆ウォン・国内企業のシェア75%)55千億ウォン(国内企業のシェア5%)Adhesive市場(世界市場200兆ウォン・国内企業のシェア20%)4兆ウォン(国内企業のシェア20%)、宇宙航空部品市場(世界市場120兆ウォン・国内企業のシェア5%)12千億ウォン(国内企業のシェア20%)などの売上創出効果が予想される。

釜山市のキム・ギヨン産業政策官は、「東南圏では初めて、釜山大学の研究団が政府のグローバル・フロンティア新規研究団に選定されたことに大きな意味がある」とし、「ハイブリッド未来素材コア技術は地域の産業構造の高度化はもちろん、地域製造業の高付加価値化と競争力の強化にカギとなる」と期待を示した。

グローバル・フロンティア事業はグローバル(グローバル水準の科学技術トップブランド構築)、基礎・源泉(既存技術の限界を乗り越える革新的な研究)、融合(戦略的な集団・融合研究及びネットワーク構築)、未来成長(コア技術で未来を拓く成長の原動力確保)など4つの概念からなる未来創造科学部の最大プロジェクトのひとつ。

6Tとは=6つの先端技術業種。IT(情報通信技術)BT(バイオテクノロジー)NT(ナノテクノロジー)ET(環境工学)ST(宇宙航空)CT(文化コンテンツ)

原文記事

出所:聨合ニュース(2013.07.16)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。