釜山 < invest Korea

110カ国・2,500人参加、1,054本の論文発表　過去最大規模

「人口オリンピック」と呼ばれる世界人口会議が26日午後、釜山で開幕する。

世界人口会議国家組織委員会は、少子高齢化など人口に関するグローバルな課題について議論を交わす「第27回国際人口学会(IUSSP)世界人口会議」を26～31日に釜山BEXCOで開催することを明らかにした。

今回の会議は世界人口が70億人を突破した中で開かれる会議であり、アフリカ及びアジアの多産型国の貧困・疾病・飢餓などの問題と先進国の少子高齢化問題など人口の二極化を始め、グローバルな人口問題の解決策を探り出す。

今回の会議には世界110カ国から学者や政治家、官僚、社会運動家など約2,500人が参加し、過去最大規模の会議となる。

参加者らは母性健康、エイズ、同棲など34件のテーマについて275セッションを進め、計1,054本の論文を発表する。

特に国家組織委員会は、ここ50年間合計出生率が6人から1.3人に減少した韓国の少子化問題を解決するため、家族手当制度、出産・育児政策担当機関の一本化、財源調達などの内容が盛り込まれた提案書をまとめ、政策当局に提出する。

アジア太平洋特別セッションでは、21世紀に入って新しく浮上しているアジア太平洋地域の人口特性と発展推移を調べ、その結果は韓国だけでなく、アジア太平洋地域の少子高齢化問題を解決する政策資料として活用する予定。

その他、会議期間には26件のサイドミーティングと42の展示ブースを運営し、会議を訪れる内・外国人に向けて様々な情報を提供する。

原文記事

出所：聨合ニュース(2013.08.26)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。