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釜山市-中ワンダ・グループ、映画映像産業協力でMOUを締結
同市は11月24日、中国北京のワンダ・グループで徐秉洙(ソ・ビョンス)釜山市長、王健林ワンダ・グループ会長などが出席した中、釜山市とワンダ・グループ間の映画・映像産業の相互協力発展に向けたMOUを締結したと、25日に明らかにした。
今回の締結で、自治体としては初めて「韓中映画ファンド」を造成することになった釜山は、専門人材や製作会社、配給会社、映画館および映像関連企業を有する実質的な映画製作都市に変貌し、雇用創出にも貢献する見込みだ。
特に、韓中合作映画は中国で国内映画に分類されるため、外国映画輸入制限による不利益も回避できるものと見られる。中国は外国映画の年間輸入本数を20本に制限するクオータ制を実施しており、これまでは進出のハードルが高かった。
しかし、7月に「韓中映画協定」が締結されて以来、両国の合作映画は中国で国内映画に分類されることになった。これで中国市場への進出にさらに弾みがつくものと予想される中、▲釜山国際映画祭期間中の交流行事の開催、▲特殊視覚効果(VFX)での協力、▲現場スタッフの交流など、技術・人材交流がさらに活発化する見込みだ。
今回のMOU締結で最も注目された「韓中映画ファンド」のファンド金額や運用事項などについては、来年初めワンダ・グループの副総裁級の関係者が釜山市を訪問し話し合うことにした。
来年上期中には、ワンダ・グループの王健林会長が直接釜山市を訪問する予定だ。王会長は「釜山市とは映画・映像産業だけでなく、観光や不動産開発など多様な分野での投資も考慮している」と述べた。
両側はその他にも、「釜山国際映画祭と新しく創設される『青島映画祭』との交流案の模索、映画の共同企画・製作・配給、映画・映像分野での技術・専門人材の交流など、両国の映画・映像産業の発展と世界映画・映像市場への対応」のために相互協力する計画だ。
一方、中国映画市場はここ5年間年平均29%の成長率を示し、13年の市場規模は277億元(約4兆7000億ウォン)で、6.1億人の観客を動員(韓国映画市場の約3倍の規模)するなど、全世界で最も早い成長を遂げている。
今後、中国映画市場の規模は年平均29.8%ずつ拡大し、18年には130億ドルでアメリカを追い抜き、世界最大の映画市場に成長する見込みだ。今回の協力により、韓国映画は今後中国に体系的に進出できる土台を作ったといえる。
釜山市の関係者は、「今回の締結で、両国の映画インフラ産業はさらに発展し、映画都市としての『釜山』のイメージも向上するだろう」とし、「国内自治体初の映画ファンド造成を通じて、『釜山』は実質的な映画・映像産業のハブになるものと期待している」と述べた。
原文記事
出所:ニューシース(2014.11.25)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
作成日
2014.12.02
ヒット
711
釜山市と中国のワンダ・グループ(大連万達集団)が映画・映像産業での協力に関する覚書(MOU)を締結した。これを受け、釜山市は韓国映画・映像産業の中国進出の拠点都市に生まれ変わる見通しだ。
同市は11月24日、中国北京のワンダ・グループで徐秉洙(ソ・ビョンス)釜山市長、王健林ワンダ・グループ会長などが出席した中、釜山市とワンダ・グループ間の映画・映像産業の相互協力発展に向けたMOUを締結したと、25日に明らかにした。
今回の締結で、自治体としては初めて「韓中映画ファンド」を造成することになった釜山は、専門人材や製作会社、配給会社、映画館および映像関連企業を有する実質的な映画製作都市に変貌し、雇用創出にも貢献する見込みだ。
特に、韓中合作映画は中国で国内映画に分類されるため、外国映画輸入制限による不利益も回避できるものと見られる。中国は外国映画の年間輸入本数を20本に制限するクオータ制を実施しており、これまでは進出のハードルが高かった。
しかし、7月に「韓中映画協定」が締結されて以来、両国の合作映画は中国で国内映画に分類されることになった。これで中国市場への進出にさらに弾みがつくものと予想される中、▲釜山国際映画祭期間中の交流行事の開催、▲特殊視覚効果(VFX)での協力、▲現場スタッフの交流など、技術・人材交流がさらに活発化する見込みだ。
今回のMOU締結で最も注目された「韓中映画ファンド」のファンド金額や運用事項などについては、来年初めワンダ・グループの副総裁級の関係者が釜山市を訪問し話し合うことにした。
来年上期中には、ワンダ・グループの王健林会長が直接釜山市を訪問する予定だ。王会長は「釜山市とは映画・映像産業だけでなく、観光や不動産開発など多様な分野での投資も考慮している」と述べた。
両側はその他にも、「釜山国際映画祭と新しく創設される『青島映画祭』との交流案の模索、映画の共同企画・製作・配給、映画・映像分野での技術・専門人材の交流など、両国の映画・映像産業の発展と世界映画・映像市場への対応」のために相互協力する計画だ。
一方、中国映画市場はここ5年間年平均29%の成長率を示し、13年の市場規模は277億元(約4兆7000億ウォン)で、6.1億人の観客を動員(韓国映画市場の約3倍の規模)するなど、全世界で最も早い成長を遂げている。
今後、中国映画市場の規模は年平均29.8%ずつ拡大し、18年には130億ドルでアメリカを追い抜き、世界最大の映画市場に成長する見込みだ。今回の協力により、韓国映画は今後中国に体系的に進出できる土台を作ったといえる。
釜山市の関係者は、「今回の締結で、両国の映画インフラ産業はさらに発展し、映画都市としての『釜山』のイメージも向上するだろう」とし、「国内自治体初の映画ファンド造成を通じて、『釜山』は実質的な映画・映像産業のハブになるものと期待している」と述べた。
原文記事
出所:ニューシース(2014.11.25)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。