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独Merck社付設研究所、釜山鳴旨国際新都市に構築
作成日
2015.05.26
ヒット
688

世界的なヘルスケア・生命科学・機能性素材ビジネス企業である、ドイツ・Merck KGaA社の企業付設研究所が釜山に設立される。

釜山市は今月13日午後2時30分(現地時間)、ドイツ・ハンブルクで徐秉洙(ソ・ビョンス)釜山市長とMerck社側の研究所代表が出席する中、「Merck企業付設研究所の釜山設立のための投資了解覚書」を締結すると明らかにした。

ドイツに本社を置くMerck社は約350年の歴史を持つグローバル企業で、世界約140ヶ国で医薬品やワクチン、バイオ治療剤などを販売し、20個以上の新薬候補物質を保有する、研究開発(R&D)中心の優秀なグローバル企業と評価されている。

今回の覚書には、釜山市・釜山鎮海経済自由区域庁・東西(トンソ)大学が共同で、Merck社と再生医学分野などに約30億ウォンを投入し、鳴旨国際新都市に約1000㎡規模の「Merck生命工学研究所(仮称=Merck Biotechnology Institute Busan)」設立を推進するとの内容が盛り込まれている。

釜山市と釜山鎮海経済自由区域庁は昨年末、韓国土地住宅公社と鳴旨グローバルキャンパスタウンの事業用地供給基準をめぐる交渉を完了したのに続き、今年の補正予算で敷地購入費用を確保して、海外教育機関を誘致する計画だ。特に、鳴旨グローバルキャンパスタウンに対する理工系及び医生命分野の海外優秀R&Dセンター誘致に重点を置いている。

Merck研究所が鳴旨グローバルキャンパスタウンに設立されれば、FAU釜山キャンパスをはじめ、誘致を推進している海外大学などとの産学協力が可能になり、地域人材育成を通じた良質の雇用創出や新技術のバイオ・製薬ベンチャー企業の新設活性化、韓国・ドイツの共同研究を通じた地域医療技術産業の競争力強化などの効果が期待される。


原文記事
出所:ニューシース(2015.05.12)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。