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KAIST研究チーム、酸化安定性を改善した二酸化炭素吸着剤開発
作成日
2018.03.09
ヒット
383

聨合ニュースによると、


【大田聯合ニュース】イ・ジェリム記者=韓国科学技術院(KAIST)はチェ・ミンキ生命化学工学科教授研究チームが酸化に対する耐性を大きく改善したアミンを使用した二酸化炭素吸着剤を開発したと7日明らかにした。

二酸化炭素は地球温暖化の主犯に挙げられている物質である。

学界では二酸化炭素を捕獲するための吸着剤研究が活発に行われていた。

再生に必要なエネルギー量が少ないため環境にやさしい固体吸着剤に対する関心が特に高かった。

このうち、多数の気孔(泡)が発達した固体の中に高分子のアミンを導入した吸着剤が最近、注目されている。

問題はアミン基盤の二酸化炭素吸着剤の化学的安定性が低い点である。

研究チームは高分子アミンに存在する微量な金属不純物がアミンの酸化分解を促す触媒として働くことに気づいた。

不純物の活性化を抑制できる微量の触媒毒(キレート剤)を注入すると、酸化安定性が非常に改善された。

こうした原理をもとに開発した二酸化炭素吸着剤は吸着性能を維持しながらも従来より酸化安定性が50倍ほど改善されたと研究チームは説明した。

walden@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2018.03.07)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。