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韓国国土部、光州市・忠清道に未来自動車産業支援システムを構築
作成日
2022.12.26
ヒット
206


 


韓国の国土交通部によると、忠清道と光州広域市などに自動車テストベッドおよびエコカー認証センターなど未来車産業支援のインフラを構築したと20日に明らかにした。

韓国政府は忠清北道・清州に「自動車地域テストベッド」(C-Treack)と光州市にはエコカー・関連部品の認証センター、忠清南道・洪城に「自動車部品認証支援センター」が構築され、非首都圏地域の未来車産業生態系をサポートする見通しだ。

まず清州に構築した「C-Track」は、非首都圏地域の自動運転技術開発の需要に対応して中小規模のテストベッドを拡大し、地域企業の育成や専門人材養成を通じて地域特化型モビリティサービス創出を促進するために設立された。

2019年に実施された公募で選ばれた忠北地域の対象地は、忠北大学校梧倉キャンパスと中小企業・スタートアップ、研究所などの有機的な協力システムが可能なテストベッドの最適地として評価される。

特に信号交差点・歩行者道路などが必須である自動車試験施設はもちろん、工事区間・BRT専用道路・路肩駐車区域など多様な都心の環境を再現し、モビリティサービス開発・実証に適した試験施設を構築することになる。

今回に構築された地域テストベッドは、今年12月に試験運営を経て、来年3月に正式に開所する予定だ。

また、光州市に構築した「エコカー・部品認証センター」は、エコカー普及政策に基づき、エコカーや重要部品の安全性強化のための法規認証試験などのインフラ構築のために建設された。

2019年に地方自治体を対象にセンター建設候補地を公募し、光州市が最終的に選定された。

今年2月からバッテリー安定性評価装置を運営し、58件の認証支援を行い、来年からは実車単位の火災テストのための火災試験チャンバーや衝突・衝撃安全性評価装置も設置して運営する予定だと国土交通部は説明した。

忠清南道洪城郡内浦新都市に構築した「自動車部品認証支援センター」は、自動車代替部品認証制導入(2015年1月)以降、代替部品開発認証支援および事後管理と地域自動車部品産業支援のために設立された。

自動車代替部品とは、自動車メーカーから出荷された自動車の部品と性能・品質が同一であるか、類似の部品を消費者が安心して使用できるよう、国土交通部が指定した認証機関である韓国自動車部品協会で性能と品質を審査して認証した部品をいう。

今回構築された「自動車部品認証支援センター」は、人材と技術力が不足な中小部品メーカーに代替部品開発や認証支援を通じて、様々な代替部品を確保できる基盤を構築すると期待を集めている。

政府は今年2月に完工して使用承認を受けており、来年から自動車代替部品の開発・認証支援装備を設置して運営する予定だ。

国土交通部のパク・ジホン自動車政策官は、「地域別に自動車産業を支援できるテストベッド、認証センターの構築で地域革新共生体系の基盤を確保できると期待している」と述べた。

原文記事
出所:ニューシース(2022.12.20)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。