光州 < invest Korea

聨合ニュースによると、

75㎢の面積、2296種の動植物…生態空間の断絶を補完
北漢山に続く訪問客数…柱状節理は世界遺産の登載を推進

光州の無等山が韓国の21番目の国立公園に指定された。

国立公園の新規指定は1988年の邊山半島・月出山以降24年ぶりとなる。

環境部は27日に国立公園委員会を開催し、無等山国立公園の指定案を審議・確定したことを明らかにした。

公園の面積は光州北区が26.865㎢、東区20.789㎢、全南和順郡15.802㎢、潭陽郡11.969㎢など計75,425㎢。現時ア道立公園に指定されている30.230㎢の2.5倍の規模となる。

光州湖一帯と瀟灑園を始めとする「歌詞文化圏」地域は、住民と地方自治体の反対で除外された。

無等山の自然資源は国立公園に指定される十分な価値を有していると環境部は説明した。

無等山には8種の絶滅危惧種と8種の天然記念物が生息することが調査された。

無等山には計2296種の動植物が生息しており、史蹟型の慶州国立公園を除いた16ヵ所の陸上国立公園の中で最も多い。景観資源も61個を保有しており、17点の指定文化財も位置している。

都心との距離が近いメリットもあり、2010年の1年間は679万人が利用した。国立公園の中で訪問客数が最も多い北漢山(2010年、851万人)の次に多い。

環境部は今回の国立指定により、狭小な公園の面積や山の頂上部に境界が設置されているため生態系の連結性が低いなどの短所を補完できると期待している。

環境部は絶滅危惧種の生息地域の生態系について精密調査を行い、損なわれた探訪路を整備する一方、頂上部の景観も復元する計画。

柱状節理帯を世界自然遺産に登載する方策を支援し、生態観光インフラと国立公園の名品村を造成することで地域経済に対する波及効果を創出する方針だ。

国立公園に指定されたことにより、無等山は管理従事者が倍近く増員され、必要な予算の全額を国から支援される。

環境部は住民の財産権保護と体系的な管理のため、全体面積の74.4%に達する私有地を段階的に購入する計画。

原文記事

出所：聨合ニュース(2012.12.27)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。