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聨合ニュースによると、
デザインビエンナーレと同時開催で文化首都として定着
グローバルデザイン都市の基盤構築を期待
光州市が「2015 国際デザイン総会」を誘致し、アジアの文化中心都市として定着できるかが注目を集めている。
2015年は国立アジア文化殿堂が部分的に開館するとともに、グローバルな地位を占めている光州デザインビエンナーレが開催される予定となっており、さらなる相乗効果が期待される。
光州市が誘致した国際デザイン総会は国際デザイン連盟(IDA、International Design Alliance)が世界中のデザイナたちの考え方や意見の交換を通じてデザインの進歩を図るため、2011年の台北大会を始めに2年置きに開催している。
光州は2011年に台北、2013年のイスタンブルに続く3番目の開催都市となった。
国際デザイン連盟は国際産業デザイン団体協議会、国際グラフィックデザイン協議会、国際室内建築家協議会で構成された連合団体。
2015年10月に光州で開催される大会には70カ国から約4千人のデザイナが参加し、作品の展示や学術大会、ビジネスなどを展開する。
光州市はデザイン総会がデザイン産業や地域経済にも影響を及ぼすと期待を示している。
デザイン産業は研究開発(R&D)産業に比べて3倍の売上の増大効果があり、自動車や半導体に比べた場合でも2倍以上の付加価値がある点がそれを裏付ける。
所得水準の向上に伴い、消費者が商品の質や価格より外見を重視する傾向を示しており、産業デザインの未来は明るいとされる。
光州市はこうした市場の変化に対応するとともに、デザイン産業の発展に向けてデザインプロジェクトの実用化、デザイン拠点機関としての機能活性化、デザインビジネスイベントの産業化など3大重点プロジェクトを推進する。
5大新特化産業として「デザイン融合産業」を選定し、3年間38億ウォンを投入してデザイン融合分野の研究開発と企業支援に取り組む計画。
製品デザインと包装デザインなど中小企業デザイン開発支援事業もともに推進する。
2005年に設立された光州デザインセンターは組織拡大を通じて新規事業を発掘し、産・学連携のために融合型のデザイン大学を育成する。
光州ビエンナーレ財団のイ・ヨンウ代表は「光州デザインビエンナーレとデザイン総会が同時に開催されると、付加的に大きな効果が予想される」とし、「光州が文化首都へと発展していくため、デザインが大きな役割を果たすと期待している」と話した。
光州市のカン・ウンテ市長は「グローバルなデザイン都市として確固たる基盤を構築し、先端産業と文化産業がデザインと化学反応を起こすことで未来成長動力産業である融・複合産業の発展につながる」とし、「光州だけのためのデザイン事業でなく、グローバル観点からデザイン都市の光州を作り上げていきたい」と話した。
出所:聨合ニュース(2013.02.01)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。