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薄膜CIGS太陽光セル製造メーカーの米ソロパワー(SOLOPOWER)社が、韓米ジョイントベンチャーの形で光州に2億5千万ドル規模の太陽電池生産基地を建設する。
光州市とソロパワーコリア株式会社は1日、光州市庁ブリーフィングルームで記者会見を行い、光州CIGS薄膜太陽電池生産基地建設計画を発表した。
米ソロパワーと韓国のCTI株式会社の提携法人のソロパワーコリアは2日午後、光州市月田外国人投資地域の工場予定敷地で賃貸敷地39,649㎡、年間生産量155MW規模のCIGS薄膜太陽電池生産工場の起工式を行う。
ソロパワーコリアは計2億5千万ドルを投入してCIGS薄膜太陽電池生産基地を建設し、来年から本格的に稼動する計画。
2017年に1GW規模を生産できるようになると、年売上が2兆ウォンに達すると予想されており、生産製品の90%以上は輸出する計画。
特に、ポートランド工場は米州・欧州市場を、光州工場はアジア・中東・アフリカ圏の市場を担当する予定だ。
また、生産ラインが本格稼動すると、生産と研究担当を含めて計約300人の直接雇用創出効果が期待される。
CIGS(copper-indium-gallium-selenium)薄膜太陽電池は銅(Cooper)、インジウム(Indium)、ガリウム(Gallium)、セレン(Selenium)など4つの元素化合物を基盤に堆積させて電気を生産する太陽電池で、従来のシリコン太陽電池に比べて軽い「フレキシブル太陽電池」。
この電池は中東や東南アジアなど高温地域や極寒地域でも90%以上の発電効率を維持できるため、未来の輸出有望品目として脚光を浴びている。
米ソロパワー社は2005年に設立され、米国の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)からモジュール製品の認証効率13.4%の分析結果を獲得するなどグローバルな技術力を保有している企業。
ソロパワー社のフレキシブル基板型太陽電池製品が国内で量産されると、関連産業に大きな発給効果を与えると見られる。
ソロパワーコリアのソン・ジョンドン代表理事は、「米航空宇宙局(NASA)が開発した最先端CIGS太陽光発電電池モジュール技術の商業化に成功した米ソロパワー社の量産技術を取り入れ、光州工場にまず155MW級の生産設備を構築し、徐々に拡大していく計画」とし、「光州は優秀な労働力と海外市場開拓に有利な環境を備えている上、光州市長が企業誘致に強い意志を示しており、光州を投資先に選択した」と話した。
出所:ニューシース(2013.10.01)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。