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光州・全南、今年の輸出額600億ドルで過去最高の見通し
作成日
2013.10.23
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貿易協会光州全南本部「7-9月期は反騰、10-12月期は上昇傾向続く」

今年4-6月期には減少を見せた光州・全南地域の輸出が、7-9月期に主力輸出品目の好調に支えられて上昇に転じ、10-12月期にも上昇傾向が続き、年間輸出額が600億ドル前後に達する過去最高規模を記録すると見込まれる。

韓国貿易協会光州全南地域本部が21日に分析した7-9月期の光州・全南輸出入動向によると、7-9月期の光州・全南地域の輸出額は1439千万ドルで対前年同期比6.2%増となり、4-6月期の1.4%減から上昇に転じた。

韓国全体の7-9月期輸出額が2.8%増に止まった中、光州・全南地域の輸出増加率は16の広域自治体の中で忠北(19.9%)、京畿(17.5%)に続いて全国3位を記録した。

光州の7-9月期輸出額は366千万ドルで対前年同期比6.9%増となり、1-3月期以降3四半期連続で増加を続けた。

品目別に見ると、半導体と自動車の輸出額がそれぞれ44.2%2.1%増となり、光州全体の輸出増加を牽引した。

半導体では昨年下半期以降続いている世界IT市場の成長による半導体メモリーの単価上昇、低価スマートフォンの生産拡大による新規半導体の需要増に支えられ、輸出が大幅の増加率を見せた。

自動車では9月の操業日数及び操業時間の縮小による供給量の減少にもかかわらず、輸出が2.1%の小幅上昇を見せた一方、冷蔵庫とタイヤの輸出額はそれぞれ3.3%16.9%減少した。

地域別には、最大輸出国の米国(-8.3%)を含め、日本(-40.9%)、カナダ(-18.1%)など主要先進国に対する輸出額がすべて減少となった一方、シンガポール(137.0%)や中国(70.9%)に対する輸出は増加した。

全南の7-9月期輸出額は1073千万ドルで対前年同期比6.0%増となり、4-6月期の6.5%減以来の上昇に転じた。

品目別には、最大輸出品目の合成樹脂(2.5%)を始め、軽油(5.2%)、ジェットオイル(40.7%)、基礎油類(30.2%)など石油・石油化学製品の輸出増加が全体の輸出増加を牽引した。

特に、7-9月期における韓国全体の石油製品輸出額が9月の国内製油会社の設備補修及び操業日数減少、石油製品の輸出単価下落などで9.0%減少した中、全南の石油製品輸出額は20.7%増で好成績を上げた。

一方、鉄鋼の輸出額は世界鉄鋼市況の悪化で2四半期連続で減少が続いた。中国と日本の持続的な鉄鋼生産拡大による供給過剰とASEAN市場の鉄鋼需要の伸び悩みが相まって4-6月期に9.8%減少となり、7-9月期にも25.7%減少となった。

地域別には、最大輸出国の中国が10.3%増となり、シンガポール(52.8%)、豪州(125.8%)に対する輸出額は増加したものの、日本(-8.3%)、米国(-4.8%)、インド(-13.9%)に対する輸出額は減少した。

一方、光州・全南地域の10-12月期輸出額は対前年比8.7%増の1623千万ドルと見込まれ、年間輸出額は対前年比5.7%増の5923千万ドルを記録すると見られる。

昨年の年間輸出額は5604前万ドルで、このような傾向が続くと今年は過去最高記録が見込まれる。

光州の年間輸出額は半導体の輸出好調と地域内の自動車生産正常化による供給不安の解消、新車効果などで対前年比13.2%増の160億ドルを記録すると予想される。

全南は世界造船業界の景気回復によるドリルシップ(FPSO)・海洋プラントなど高付加価値の船舶受注増加と石油化学・石油製品の輸出好調が続くと、対前年比3.2%増の4323千万ドルを記録すると予想される。

韓国貿易協会光州地域本部の関係者は、「円安や米政府の債務交渉の遅れなど対外貿易環境には依然として不安要素が残っている」とし、「地域の注力輸出品目を中心に10-12月期にも輸出増加傾向が続くと、過去最大輸出額を達成できると予想される」と話した。

原文記事

出所:ニューシース(2013.10.21)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。