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現代自動車、光州を「水素経済」中心地に育成
作成日
2015.02.13
ヒット
330

現代自動車グループ(以下、現代車)は光州市と共同で、「光州創造経済革新センター(以下、革新センター)」を基盤とする「水素燃料電池車関係産業の育成」に乗り出す。

政府と現代車は27日革新センター建設計画を発表し、光州地域の水素燃料電池車関連インフラと現代車グループの技術力を融合して関係産業・企業を育成すると共に、水素経済をリードするための基盤構築に努めると明らかにした。

革新センターはこのため、▲水素燃料電池車の関係産業および技術、ベンチャーを発掘・育成し、▲環境にやさしい複合充電とエネルギー貯蔵装置の機能を持つ融合ステーションプラットフォームを構築すると共に、▲水素燃料電池車関連ネットワークの構築および人材育成を通じて水素経済の生態系を造成する計画だ。

政府と現代車は政府の積極的な支援と投資を基に、産・学・研中心の水素燃料電池車関係産業の育成が有機的なシナジー効果を発揮する場合、まだ初期段階の世界水素市場で韓国が先導的な役割を果たせるものと見込んでいる。

◇水素経済の全分野で革新が可能…2030年約400兆ウォンの市場

韓国自動車産業研究所によると、ディーゼル自動車(ツーソンix2.0ディーゼル基準)100万台を水素燃料電池車(ツーソンix水素燃料電池車基準)に代替する場合、年間1兆5000億ウォンの原油輸入代替効果が期待できる。

水素燃料電池車100万台は、1GW(10万台X10kW/台=1GW)級の原子力発電所10基(構築費用30兆ウォン)の役割を果たす。水素燃料電池車をエネルギー貯蔵所および仮想の発電所として活用する場合、電力ピーク時の電力系統、産業、または家庭に電力を供給することができる。

日経BPクリーンテック研究所によると、2030年世界燃料電池市場の規模は約400兆ウォンに上ると推計される。ソウル大学のプ・ギョンジン教授は、韓国国内市場も2040年基準で、燃料電池産業の規模が約107兆ウォンに達すると予想した。

◇「官民協力で、未来水素経済の主導権を狙う」

韓国の水素産業は、発電用・輸送用燃料電池中心の市場が形成されている。発電用燃料電池市場は政府の政策的支援に支えられ、09年(8.4MW)から13年(127.6MW)まで、年平均57.8%の成長を遂げた。

特に、世界で初めて水素燃料電池車の量産化に成功するなど、輸送用燃料電池分野では優れた技術力を認められている。また燃料電池分野は、石油化学などのエネルギー分野や自動車・家電など製造部門に強みを持つ韓国に有利な産業と評価されている。


原文記事
出所:ニューシース(2015.01.27)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。