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（株）TOYOYO、「デザイン大国」日本などに輸出
KOTRAが海外販促・金型・価格戦略などでアドバイスを提供

海外販路開拓に苦戦していた光州のある有望な中小企業が、KOTRA（大韓貿易投資振興公社）の支援を受けて初の輸出を実現し、注目されている。

光州デザインセンターの入居企業である（株）TOYOYOは、相次ぐ新製品の開発にも関わらず輸出ノウハウ不足で悩んでいたが、湖南（全羅道）圏KOTRA支援団からの支援を受け、昨年末、新製品1500個の日本への輸出を実現した。

約1000万ウォン相当で金額的に大きいとは言えないが、海外市場進出を初めて果たしたことに意義がある。

さらに先日香港コンベンションセンターで開かれた「香港ギフト＆プレミアム・フェア2015」では、日本・厨房用品専門流通会社であるSPICE社と3万ドル相当の輸出契約を締結した。台湾の流通会社とは、120万ドル（10万個の規模）相当の輸出商談を行った。

TOYOYOはコーポレート・アイデンティティ（CI）とブランド・アイデンティティ（BI）、公共施設・製品デザインを主力としてきたが、景気低迷などで受注量が急減したため、独自的なデザイン製品の開発に目を向け、これまで3種の新製品を完成した。

輸出経験のないTOYOYO社が海外市場を開拓する上でけん引役となったのは、KOTRAだった。

最初の製品が発売された直後から、輸出専門委員が一対一の密着型支援を行い、デザイン大国として知られる日本への初の輸出を実現した。また金型とコスト分析、製品価格の策定などでもKOTRAの役割は大きかった。

一方、TOYOYO社は最近、光州・全南中小企業庁が選定する輸出有望中小企業に選ばれた。