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「済州オルレ」が国連の特殊協議資格取得 高まる国際的地位
作成日
2021.12.23
ヒット
284

聨合ニュースによると、


【済州聯合ニュース】韓国南部・済州島で始まった歩くプロセスそのものを楽しむトレッキング「オルレ」の認定機関・社団法人「済州オルレ」は21日、国連経済社会理事会(ECOSOC)の「特殊協議資格(Special Consultative Status)」を取得し、国際非営利団体としての地位を認められたと発表した。

国連は国際非政府組織(NGO)の国連活動への参加を拡大するため、1946年にNGO委員会を設立して世界のNGOの会員資格を審査している。

民間団体に与えられる資格はECOSOCの決定に基づき、総合協議資格、特殊協議資格、諮問のみを求める専門機関(ロスター)の三つに分けられる。

ECOSOCの協議資格が与えられた韓国の団体は計83団体で、済州では済州オルレが初めてとなる。

済州オルレは今後、国連が主催する持続可能な開発委員会、社会開発委員会、人権理事会などの国際会議や行事に出席して書面または口頭で意見書を提出することができ、国連区域へ出入りする権限や他の団体とのネットワーキングの機会などが与えられる。

済州オルレの徐明淑(ソ・ミョンスク)理事長は「ECOSOCの承認により国際機関・団体との交流を広げ、トレッキングをプラットフォームとして環境と地域の持続可能な未来のために最善を尽くす」と述べた。

2007年に設立された済州オルレは、トレッキングコース「済州オルレ」に代表される持続可能な生態観光プラットフォームの開発と運営を行っており、多様な環境キャンペーンを展開して地域コミュニティープロジェクトによる地域文化・経済発展に寄与している。

済州オルレは12年に開設された姉妹コース「姉妹の道」の「九州オルレ」をはじめ「宮城オルレ」「モンゴルオルレ」など、済州オルレの理念と価値を海外にも伝えている。

済州オルレは、姉妹の道事業によりトレッキングを通じた地域発展の可能性を立証し、観光客が少ない地域にトレッキング客を誘致して地域経済の活性化や環境保護などを図っている。

ynhrm@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:聨合ニュース(2021.12.21)