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済州、観光客1千万人時代 宿泊施設が不足
作成日
2012.03.20
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476
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聯合ニュースによると、

済州道が今年の年間観光客誘致目標として定めた1千万人を達成するためには、観光宿泊施設の増設が必要なことが示された。

済州道は年間1千万人の観光客を誘致するためには、観光ホテル、伝統ホテル、家族ホテル、休養コンドミニアムなど観光宿泊施設17,406室が必要だと明らかにした。

同数値は2人1室、平均宿泊率70%を基準に算定された。一般ホテル、旅館、農漁村民泊などは観光客の利用率が低すぎるため、対象から除外された。

しかし、現在済州道の観光宿泊施設は13,057室で、必要な水準に比べると4,349室が足りない。2人1室を基準にすると、1日平均8,698人が宿泊する施設が足りないという計算だ。

そのため、観光の最大需要期である8月には宿泊施設の予約難がさらに深刻になることが懸念される。昨年は8月に約89万9800人の観光客が済州に訪れ、いわゆる宿泊大乱が起きた。

9月6日~15日には済州で国際自然保護連合(IUCN)の主催で約180カ国から1万人が参加する国際自然保護総会(WCC:World Conservation Congress)が開かれる予定となっており、高級宿泊施設の予約は難しくなる見込みだ。済州の観光ホテルは12箇所・3,626室のみ。

国際自然保護総会は、自然保護分野の世界最大団体であるIUCNが自然保護と生物多様性、気候変動などを議論するため4年ごとに開催する大規模の国際会議で、「環境オリンピック」とも呼ばれる。

済州道は観光宿泊施設の不足を解決するため、新しく観光宿泊施設を新築したり、または従来の建物を観光宿泊施設に転換する事業者に対して観光振興基金の融資支援を積極的に行う方針だ。

さらに、観光開発事業の許認可課程で観光ホテルや家族ホテルの建設を勧め、行政支援も行う計画。

今年に入って済州を訪れた観光客数は、1月66万1268人、2月64万6843人で昨年の1月54万5891人、2月56万1823人よりそれぞれ21.1%、15.1%増えている。済州道は、この流れが続くと観光客誘致目標が達成できると見込んでいる。

原文記事

出所:聯合ニュース(2012.03.15)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。