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「半日コース」 済州クルーズ観光が改善の見込み
作成日
2013.07.30
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472
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今年はクルーズ船6隻・16千人が1日日程で訪問予想

「半日コース」に過ぎなかった済州道のクルーズ観光が徐々に1日滞在日程に変わってきており、「クルーズ寄港地」として明るいシグナルが見え始めている。

済州道が29日に発表した内容によると、今年に入って今月28日まで5隻のクルーズ船舶が1日日程で済州港に寄港し、約9千人の観光客が余裕を持って済州観光を楽しんだ。

これは済州港外港の完工後、今年初めて現れた変化。これまでは大型クルーズ船舶が済州港に56時間滞在するだけだった。

世界3大船社のひとつに上げられるコスタ・クルーズ社の「コスタ・アトランティカ(85千トン級)」号は27日午後に済州港外港に入港し、1日寄航後出発した。

このクルーズ船に乗ってきた中国人観光客など約25百人は道内の主要観光地を見回り、済州港近くの在来市場などで長時間観光を楽しんだ。

同船社が済州航路に同時運航している「コスタ・ヴィクトリア(75千トン級)」号も223日、約2千人の観光客を乗せたまま済州で24時間滞在した。

済州を訪れるクルーズ船舶は2007年に24(観光客17,272)だったのが昨年は80(140,496)に急増した。今年のクルーズ観光客数は6月末で既に10万人を超えている。

済州道の調査によると、クルーズ観光客1人当たり消費支出額は昨年630ドル、2011年には720ドルとなり、韓国クルーズ観光市場の中では上位を占めている。

一方、クルーズ観光客の滞在時間が短いため、経済的な波及効果は免税店などごく一部に限られるとの指摘も出されている。

済州道のある関係者は、「観光地として済州の名前が外国に知られる上、済州港の追加バース確保などにより、今後は済州で長時間滞在するクルーズ観光商品がさらに増えると期待される」と話した。

この関係者は、「クルーズ利用客の場合も、団体中心から家族などの個別観光客が30%台に増えており、消費パターンの多様化も期待される」と付け加えた。

原文記事

出所:聨合ニュース(2013.07.29)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。