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アジア太平ジオパークネットワーク総会、済州で開催
作成日
2013.09.11
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475
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20カ国から400人の専門家が参加 ネットワーク革新について議論

「アジア太平洋ジオパークネットワーク(APGN)3回総会」が済州KALホテルで9日、韓国・中国・日本・米国・ドイツなど約20カ国のユネスコ関連機関の関係者及び専門家約400人が集まった中で開催された。

この日の開会式は、「70億世界人の宝物、済州」など済州のPR動画が上映され、主要参加者の紹介と開会辞、歓迎辞、祝辞などの順で行われた。

開会辞でウ・ギョンシク総会準備委員長は、「今回のAPGN3回総会は済州道民にも大変重要な機会で、総会を通じて済州ジオパークが世界に認められ、済州の文化遺産も広く知られてほしい」と話した。

ウ委員長は、「今回の総会が持続可能な開発を行い、環境を守りつつ新たなパラダイムを模索する機会になることを願っている」と付け加えた。

済州道のウ・グンミン知事は歓迎辞で、「済州は高い学術的価値があり、独特な歴史と文化を持ち合わせた住み良い地域で、世界のどこにも劣らない十分な地質学的な価値がある地域」とし、「来年に世界ジオパークの再評価を控えている済州が世界唯一のユネスコ三冠王であり続けるよう、残りの期間に最善を尽くしていく」と強調した。

APGN議長のIbrahim Komoo(マレーシア)教授は、「2007年に設立されたAPGNは、2008年にグローバルネットワークパートナーとして認められた後、シンポジウムをを開催してからアジア参加者が増加し続けており、欧州地域からも参加している」とし、「これは、このネットワークがグローバルファミリーに向けて成長している証であり、今回の総会が実り多いものとなることをお祈りしたい」と話した。

続いて、世界ジオパークネットワーク(GGN)運営委員のNickolas C. Zouros(ギリシャ)教授と江原大のウ・キョンシク教授、済州道地質専門家の慶尚大のソン・ヨングァン教授が「ユネスコとGGNの進むべき道」、「済州の地質遺産の価値」などのテーマで基調講演を行った。

「アジア・太平洋ジオパークネットワークの革新のために」とのテーマで行われた今回の総会は23日の日程で、ジオパークの発展とネットワーク強化に向けた交流拡大策など国内外専門家のテーマ発表、ジオパークの管理・疎通・交流など5つのメインテーマの下、計86件の発表が行われる。

10日には済州ジオパークの代表的な名所と済州世界自然遺産センター、民俗村、済州石文化公園など主要観光地を見回る。

最終日にはIbrahim Komoo教授やNickolas C. Zouros教授などが「APGNの現在の構造と未来」、「世界ジオパークが実現可能なプログラム」などについて講演を行う。

総会開催前に78日に行われたAPGN諮問会議、GGN運営委員会ではジオパークの発展とネットワーク強化策について議論された。

原文記事

出所:聨合ニュース(2013.09.09)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。