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聨合ニュースによると、
【済州聯合ニュース】キム・スンボム記者=済州洋上に浮かんだ半潜水型浮体に風力発電機を設置して電力を生産する研究開発事業が本格的に始まる。
済州エネルギー公社は26日、ソウルのポスコセンターで、ポスコと現代重工業、漢拏風力(韓国風力産業協会)と「浮体式洋上風力実用化研究開発」と関連した4者間の業務協約(MOU)を締結したことを明らかにした。
この研究開発は2段階に分けて行われる。
1段階は米国PPI社のWindfloatを済州洋上に適用できるよう設計変更して検証し、浮体とその上に設置される風力発電機の制御技術を開発する内容。来年まで行われる1段階事業には30億ウォンが投入される。
2段階は2015年以降、600~700億ウォンを投入して、国産5.5㎿級の風力発電機を浮体につなぎ、済州洋上に2基を設置する実証事業だ。
ポスコは研究課題を総括しながら、済州の洋上に相応しい浮体設計変更と検証を実施する。
現代重工業は浮体と5.5㎿級風力発電機の有機的制御技術を開発する。
済州エネルギー公社は、実証団地適地選定と認可・許可協調などを、漢拏風力は財源調達案などをまとめる。
済州大学と蔚山大学は、浮体の特性分析と設計検証を共同で進める。
済州エネルギー公社は海岸線から海側に2㎞出ただけでも、水深が35m以上の済州海底地形を見たとき、深い水深に適用可能な浮体式洋上発電機が開発されると、洋上風力団地の造成がはるかに容易になると見込まれる。
公社は水深が35m以内には固定式、35m以上には浮体式洋上風力発電機を適用すれば、縦方向の大規模洋上風力団地の造成が可能になり、景観や環境破壊問題が減少すると見られる。
済州エネルギー公社のチャ・ウジン社長は、今回の協約をきっかけに、済州風の公共資源化とエネルギー自立を実現するための洋上風力1.65GW建設に拍車を掛ける計画だと述べた。
ksb@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2014.5.20)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。