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世界武芸マスターシップ大会 韓国・清州で来月2日開幕
競技は剣道、騎射、ムエタイ、サンボなどの伝統武芸。17競技でベスト8から、プライドをかけた戦いが繰り広げられる。同月8日の閉幕までに計1454の対戦が行われる。
忠清北道は同大会を五輪と肩を並べる武芸の祭典に発展させる計画だ。国連教育科学文化機関(ユネスコ)も大会を後援する。
◇清州上党山城で聖火採火
同大会の聖火は開幕前日の来月1日に清州市の上党山城南門で採火される。
この山城は築城の時期は不明だが、朝鮮王朝時代に改築された石城で清州のとりでの役割を果たした。
同大会組織委員長の李始鍾(イ・シジョン)道知事が七仙女から聖火を受け取り聖火ランナーに渡す。
この聖火は清州市庁に一晩置かれ翌日の開会式に合わせ清州石偶文化体育館に移される。
聖火を運ぶ最終ランナーは公開されていない。
聖火が点火されると8日までの1週間、同市内の四つの体育館や江原道・束草永郎湖花郎道体験場で15競技と二つのエキシビション・マッチが行われる。
剣道や馬に騎乗し弓を射る騎射、タイの格闘技・ムエタイ、ロシアの格闘技・サンボ、中国の武術・ウシュ、柔道、柔術などの競技が実施される。
ウズベキスタンの格闘技・クラッシュ、キックボクシング、テコンドー、韓国の武芸・テッキョン、合気道、ベルトをつかみ相手を倒すベルトレスリング、さまざまな武芸を合わせた韓国の武芸・竜武道や統一武道も行われる。
武芸技術を競う記録競技や動作の正確さや芸術性を競う演舞競技がエキシビション・マッチを行う。
◇173個の金メダルかけ熱戦
世界初の武芸オリンピックであるこの大会に対する全世界の武道家の関心は高い。
出場者リストによると、13日までに87カ国・地域から1993人の参加申し込みがあった。
このうち選手は1237人(外国人938人)、残りは監督・コーチら。
15日まで申し込みを受け付けたため参加する選手・関係者は2000人を超えるとみられる。
選手たちは173個の金メダルをかけ技を競う。
17競技のうち、ウシュ、クラッシュ、サンボ、ベルトレスリングに最多となる13個ずつの金メダルがかかっている。次に金メダルの数が多いのは竜武道やキックボクシングで12個ずつだ。ムエタイ、柔術、統一武道では11個の金メダルをかけ選手たちが競う。
大会は各競技の国際連盟主管で正式なルールに従い行われ国際審判が競技を進行する。
ドーピングは厳しい取り締まりの対象で、組織委は参加選手の尿検査を行う。
ムエタイ、サンボ、柔術、キックボクシングの優勝者はドーピング検査を受けなければならず、特にクラッシュは階級別2、3位の選手も検査を受ける。
禁止薬物が検出された場合、最長で永久資格停止処分が下されメダル剥奪および1年以上氏名が公表される。
◇委員会設立 定期的な大会開催を推進
開催初日の来月2日、大会の発展に向け「世界武芸マスターシップ委員会(World Martial arts Mastership Committee、WMC)」が設立される。
WMCは五輪の国際オリンピック委員会(IOC)にならい創設され、大会開催国の指名および武芸振興に努める。
委員は約30名で構成され、ホンジュラスのソサ前大統領、タイの国際アマチュアムエタイ連盟(IFMA)会長、国際ベルトレスリング協会(IBWA)会長、世界サンボ連盟会長らが務める。
組織委は第2回大会を2018年もしくは19年に再び忠清北道で行い、第3回からは海外で開催する方向で検討中だ。
李知事は「清州は世界の武芸都市、世界武芸のハブの役割を担う武芸本部になる」と期待を示した。
また、「五輪の聖火採火地はギリシャだが、武芸マスターシップの聖火採火地は韓国の清州・上党山城になるだろう」と話した。
sjp@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2016.08.16)
作成日
2016.08.17
ヒット
468
聨合ニュースによると、
競技は剣道、騎射、ムエタイ、サンボなどの伝統武芸。17競技でベスト8から、プライドをかけた戦いが繰り広げられる。同月8日の閉幕までに計1454の対戦が行われる。
忠清北道は同大会を五輪と肩を並べる武芸の祭典に発展させる計画だ。国連教育科学文化機関(ユネスコ)も大会を後援する。
◇清州上党山城で聖火採火
同大会の聖火は開幕前日の来月1日に清州市の上党山城南門で採火される。
この山城は築城の時期は不明だが、朝鮮王朝時代に改築された石城で清州のとりでの役割を果たした。
同大会組織委員長の李始鍾(イ・シジョン)道知事が七仙女から聖火を受け取り聖火ランナーに渡す。
この聖火は清州市庁に一晩置かれ翌日の開会式に合わせ清州石偶文化体育館に移される。
聖火を運ぶ最終ランナーは公開されていない。
聖火が点火されると8日までの1週間、同市内の四つの体育館や江原道・束草永郎湖花郎道体験場で15競技と二つのエキシビション・マッチが行われる。
剣道や馬に騎乗し弓を射る騎射、タイの格闘技・ムエタイ、ロシアの格闘技・サンボ、中国の武術・ウシュ、柔道、柔術などの競技が実施される。
ウズベキスタンの格闘技・クラッシュ、キックボクシング、テコンドー、韓国の武芸・テッキョン、合気道、ベルトをつかみ相手を倒すベルトレスリング、さまざまな武芸を合わせた韓国の武芸・竜武道や統一武道も行われる。
武芸技術を競う記録競技や動作の正確さや芸術性を競う演舞競技がエキシビション・マッチを行う。
◇173個の金メダルかけ熱戦
世界初の武芸オリンピックであるこの大会に対する全世界の武道家の関心は高い。
出場者リストによると、13日までに87カ国・地域から1993人の参加申し込みがあった。
このうち選手は1237人(外国人938人)、残りは監督・コーチら。
15日まで申し込みを受け付けたため参加する選手・関係者は2000人を超えるとみられる。
選手たちは173個の金メダルをかけ技を競う。
17競技のうち、ウシュ、クラッシュ、サンボ、ベルトレスリングに最多となる13個ずつの金メダルがかかっている。次に金メダルの数が多いのは竜武道やキックボクシングで12個ずつだ。ムエタイ、柔術、統一武道では11個の金メダルをかけ選手たちが競う。
大会は各競技の国際連盟主管で正式なルールに従い行われ国際審判が競技を進行する。
ドーピングは厳しい取り締まりの対象で、組織委は参加選手の尿検査を行う。
ムエタイ、サンボ、柔術、キックボクシングの優勝者はドーピング検査を受けなければならず、特にクラッシュは階級別2、3位の選手も検査を受ける。
禁止薬物が検出された場合、最長で永久資格停止処分が下されメダル剥奪および1年以上氏名が公表される。
◇委員会設立 定期的な大会開催を推進
開催初日の来月2日、大会の発展に向け「世界武芸マスターシップ委員会(World Martial arts Mastership Committee、WMC)」が設立される。
WMCは五輪の国際オリンピック委員会(IOC)にならい創設され、大会開催国の指名および武芸振興に努める。
委員は約30名で構成され、ホンジュラスのソサ前大統領、タイの国際アマチュアムエタイ連盟(IFMA)会長、国際ベルトレスリング協会(IBWA)会長、世界サンボ連盟会長らが務める。
組織委は第2回大会を2018年もしくは19年に再び忠清北道で行い、第3回からは海外で開催する方向で検討中だ。
李知事は「清州は世界の武芸都市、世界武芸のハブの役割を担う武芸本部になる」と期待を示した。
また、「五輪の聖火採火地はギリシャだが、武芸マスターシップの聖火採火地は韓国の清州・上党山城になるだろう」と話した。
sjp@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2016.08.16)