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聨合ニュースによると、
五松-清州空港-忠州を連携した新産業ベルト構築へ
外資誘致の成功がカギ…4~5月に経済自由区域庁発足
忠北経済自由区域の開発方向が注目を集めている。
経済自由区域が成功した場合、忠北の経済地図が様変わりすると予想されているためだ。
経済自由区域委員会が4日議決した忠北経済自由区域の面積は9.08㎢に達する。
五松に拠点を置く「バイオバレー(4.41㎢)」、清州空港を基盤にした「エアロポリス(0.47㎢)」、忠州の「エコポリス(4.20㎢)」を新産業ベルトとして結ぶのが中核となる。
忠北道は経済自由区域を「環境にやさしいBIT(生命・情報通信技術)融・複合ビジネスハブ」に発展されると構想している。
未来の成長動力である医薬・バイオ産業、太陽光など次世代のエネルギー産業、忠北地域の主力産業である半導体産業と機械部品産業をひっくるめるという意味。
「バイオバレー」の中核は五松の生命科学産業団地と先端医療複合団地である。五松をバイオ産業と新薬開発における中核地域として成長させると道は計画している。
次世代高速列車の技術開発及び関連事業の育成も構想している。
「エアロポリス」は世宗市の入口となる清州空港を複合航空団地に造成する計画。
そのため、航空旅客と物流、ショッピング、飛行教育、ヘリー輸送などを中心に海外資本を誘致する予定。清州・清原に入居している企業と連携し、部品産業を育成する方策も含まれている。
忠州の経済自由区域は、環境にやさしい生態クラスターを構築するという意味を込めて「エコポリス」と名づけられた。
忠州湖と温泉などを活用したバイオ休養産業を育成しつつ、代替エネルギーを活用する車両用部品産業を集中育成するのが忠北道の計画。
道は今回の指定により、6兆8,110億ウォンの生産誘発、2兆5791億ウォンの付加価値創出、5万人の新規雇用創出などの効果を上げると分析している。
道はこれらの事業が順調に進められると2段階の経済自由区域も推進する予定。
清州に「ニューIT(情報科学)バレー」、曾坪、陰城、鎭川、槐山に「ソーラーバレー」を造成し、道内全域を経済自由区域ベルトで結ぶのが道の構想だ。
経済自由区域の成功は、優秀な外資の誘致がカギとなる。
経済自由区域に指定されると、外資誘致に有利な多くの支援が与えられる。忠北が経済自由区域に指定されるために全力を注いだのもその理由がある。
経済自由区域には所得・法人税の減免(3年間は100%、その後2年間は50%)、資本財の輸入関税免除、地方税の減免(3年間は100%、その後2年間は50%)などの税制優遇措置が適用される。海外企業に賃貸する敷地の造成事業、外資誘致関連施設の設置・運営事業に対する資金の支援も行われる。
外国の教育・医療機関の設立と外国人専用カジノの運営も認められる。
これらの事業推進を率いる経済自由区域庁は4~5月に構成されると見られる。
管理官(1級)が庁長を務め、約80人の人材で構成する案が検討されている。
政府は今年、経済自由区域庁の運営費として約3億1千万ウォンの国費を割り当てている。
経済自由区域庁は開発計画の具体化や民間資本の誘致、外国人の常駐環境造成、外国企業・医療機関・大学の誘致などの業務を率いる役割を果たす。
道は経済自由区域の指定に備え、昨年11月に「経済自由区域推進企画団」を発足させた。
3チーム・11人で構成されたこの企画団は経済自由区域庁の開庁を準備するとともに、関連条例も制定する計画。
出所:聨合ニュース(2013.02.04)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。