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聨合ニュースによると、
【清州聯合ニュース】韓国中部、忠清北道清原郡の五松で9月26日から17日間、国際バイオ産業エキスポが開催される。
バイオ工学は農業革命、産業革命、情報化革命に続く第4の革命といわれる。忠清北道は、バイオ産業を強化し世界的なバイオメディカルハブとしての飛躍を目指しエキスポの開催を準備してきた。同エキスポの開催は2002年以来、12年ぶりとなる。
◇ヒトゲノムから未来のバイオ産業まで
今回のエキスポでは「生命、美しさを開く秘密」をテーマにバイオ産業の過去から未来を見つめる。
会場には八つの展示館が設置される。
未来館では人間の遺伝子情報であるヒトゲノムマップが完成されてから産業化される過程、未来のバイオ産業までを知ることができる。
また、世界初のクローン犬「スナッピー」と「トンギョンイ」を見ることができる。
ほかに、胚性幹細胞(ES細胞)、抗がん剤など韓国の代表的なバイオ技術と世界的な研究・産業化の動向、3Dプリンターで作成した人工臓器、バイオ燃料自動車、バイオロボットなど未来のバイオ社会の姿を体験できる。
バイオ健康体験館ではバイオ治療技術を体験できる。血液1滴で疾病の有無を検査できるプログラムが用意されている。
がん、認知症、心臓疾患、糖尿など現代人の健康を脅かすさまざまな疾病情報を提供している。
老若男女の関心事、美容を扱うビューティー体験館も見どころの一つ。
老化防止成分のバイオペプチドが入ったハンドクリームをつくったり老化・脱毛・肥満予防プログラムを体験したりできる。
学生や生徒はDNA抽出実験を通じ生命科学についての基礎知識を学べる。
エデュ体験館では人体臓器模型を組み立て、超音波で自分や友人の臓器を見ることができる。また、細胞を顕微鏡で観察できる。
そのほか、テーマ映像館、バイオマーケット、バイオ産業館、化粧品・ビューティー産業館が設置される。
◇さまざまな野外イベント
八つの展示館以外にも、動く大型臓器や廃材を再利用して作った恐竜のパレードが準備されている。展示館の外がそのままイベント会場となる。
細胞の形のぶらんこ、細胞トランポリン、細胞ジャングルジムもある。子どもたちが生命や人体の不思議を自然に感じ想像力を育む遊び場だ。
観覧客が雌犬の腹の中に頭を入れ映像を鑑賞する「バイオ動物農場」も興味深い。
映像では細胞が生命体に成長する過程を見られる。
人間の脳をモチーフにした大型ドーム「バイオコントロールゲーム場」では、「脳波射撃」「レーシング」など小中学生が楽しめるゲームが準備されている。
◇企業223社、観覧客70万人動員目指す
同事業に投入された事業費は国費67億3000万ウォン(約6億7500万円)を含め総額232億ウォンに達する。
忠清北道は国内外のバイオ分野から223の企業を誘致する計画だ。また、海外から200人、国内から500人のバイヤーも呼び込む。さらに、エキスポ期間中に70万人以上の観覧客を動員できるとみている。
生産誘発効果は2383億ウォン、4176人の雇用創出を期待している。
経済効果だけでなく同道が世界的なバイオ産業の中心であることを国内外にアピールする機会にしたいとしている。
sjp@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2014.6.12)