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大邱市、大規模の自動運転車研究環境を構築
作成日
2021.09.14
ヒット
251

 


大邱市によると、未来型自動車の先導都市造成に向け支援センターの設立や実証環境の実現など、大規模な自動運転車の研究環境を造成すると今月1日に発表した。

大邱市は、産業通商資源部が推進する「5G基盤自動運転融合技術実証プラットフォーム事業」、「未来型自動車デジタル融合産業実証プラットフォーム構築事業」、「自動車産業未来技術革新オープンプラットフォーム生態系構築」に選定され、自動運転車技術開発の核心的役割を果たす「自動運転融合支援センター」を建築する。

また、寿城アルファシティ、テクノポリス、達城2次産業団地、大邱国家産業団地の実際の道路に自動運転を実証するための様々なインフラ施設を構築し、自動運転車の早期商用化のための環境を完成させる計画だ。

自動運転技術の重要部分である車両とモノの通信、ビッグデータ、人工知能、第5世代基盤通信などの関連技術や自動運転に必要な技術開発、人材育成、サービス開発などを支援する「自動運転融合支援センター」は今年8月に着工し、来年10月に完工する予定だ。

同センターを中心に地域の自動車部品メーカーと大学、研究機関を連携し、新製品の開発、部品性能の向上、未来型自動車の専門家育成など、地域産業の発展のための様々な相乗効果を生むベースを構築する計画だ。

デジタル融合支援センターと企業支援センター、自動車産業の全てのデータを処理するオープンフラットフォームセンターが入居する予定であり、企業では構築しづらい高価な研究装備を構築し、地域企業が自由に利用できる空間を別途に設ける予定だ。

これと共に韓国最大規模の実際の道路ベースの実証環境を造成するため、寿城アルファシティ、テクノポリス、大邱国家産業団地、達城2次産業団地に計100㎞以上の道路に路側機、状況検知器、気象観測装備などを設置する。

設置した装置を通じて車両の状態情報、道路情報、路面情報などを共有して安全に運転し、自動運転システム、車両部品別の情報と車両の総合的情報を取得し、自動運転技術の発展と地域産業の発達に活用する計画だ。

市は知能型自動車部品振興院の運転テストベッドと韓国最大規模の実証道路と連携し、試験路試テストから実車テストまでの自動運転商用化を1ヵ所で解決できる環境を構築する予定だ。

個別企業が確保しにくい自動車分野の様々な産業データを総合的に収集、標準化、配布する開放型データプラットフォームを構築し、企業に合わせた情報を提供するとともに、企業向け技術相談、試験、認証、設計などを支援し、企業の製品改善、新製品の開発などに活用できるよう後押しする予定だ。

さらに、地域の自動車部品企業が未来型自動車企業へと段階的に転換できるよう、研究機関と大学、企業を連携して地域企業の未来型自動車への転換を支援し、企業に適合する専門人材を育成し、持続的な発展の足場を築く計画だ。

イ・スンデ大邱市革新成長局長は、「未来新成長産業である自動運転自動車産業の発展のため地域の力量を総結集し、関連技術の蓄積と人材育成を積極的に支援し、自動運転産業の生態系を造成する計画」と述べた。

原文記事
出所:ニューシース(2021.9.1)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。