大邱 < invest Korea

 

大大邱市は、国土交通部国土地理情報院が主催する「2026年度高精度電子地図構築公募事業」に最終的に選定され、4年以内に市全域の708.25㎢に達する高精度電子地図を最新化すると、27日に発表した。

高精度電子地図（数値地形図）は、地形、道路、建物など各種の空間情報を1／1000の大縮尺で精密に表現したデジタル地図。

都市計画、災害予防、施設管理など都市行政全般に活用される重要な資料となる。

特に地下施設管理や建設・再開発設計、建築許可、公園整備など市民の生活と密接な都市インフラ構築に不可欠。

また、正確な高精度電子地図は現実の都市を仮想空間に複製する「デジタルツイン」の中核基盤となり、自動運転、都市航空交通（UAM）など次世代の新産業支援や科学的災害予測にも活用される。

現在、大邱市中心部の全体地図は膨大な量のため、従来の方法では更新に10年以上を要している。

これにより、急変する都市の状況を適時に反映する困難があった。

大邱市は今回の国費確保を機に、地図更新システムを全面的に革新する予定だ。

2026年には178.5㎢の地図制作を皮切りに、更新周期を大幅に短縮できる新たな方式を導入する。

同じ地域を毎年更新する場合、制作単価が10分の1水準に削減される点に着目し、2025年の更新地域を低コストで再更新し、削減された予算で新規地域を追加する「累積更新」方式を通じて事業効果を倍増させる効果がある。

この方式により、4年以内に大邱全域の地図を最新化し、その後は年間約10億円の予算で全域を更新できる効率的な維持管理システムを整備する。

大邱市は年末までに国土交通部と実務協議を経て事業計画を確定し、2026年から本格的な構築に着手する予定だ。

原文記事
出所：ニューシース(2025.7.27)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。