ニュース·イベント
- Home
- ニュース
- ニュース·イベント
聯合ニュースによると、
大邱・慶北地域の企業支援関連機関が植物工場(Plant Factory)を基盤産業として積極的に育成する。
慶北テクノパーク(TP)、大邱慶北科学技術院、大邱慶北デザインセンター、大邱デジタル産業振興院、大邱カトリック大学などは16日、慶北TPで「植物工場基盤産業生態系造成支援事業」を今年の広域連携協力事業課題として申請するための業務協力協約を締結した。
植物工場は統制された施設(クリーンルーム)で植物の生育環境を人工的に制御して作物を計画生産する農業システムで、LED、バイオ、太陽電池、センサー技術、環境制御システム、ロボットなど先端技術が融合される分野。
初期には低い経済性を理由に、先進国で研究開発が中断されたことがあった。しかし最近、炭素排出削減、安定的な食料生産、エコなどの重要性が取り上げられるとともに、再び活発な研究が行われていると同機関関係者らは説明した。
これらの機関は農村人口の高齢化やFTA、気候変動などで悪化された農業環境を改善し、高付加価値の特化作物を安定的に生産できる植物工場を地域の新成長動力産業として育成するため、関連産業の生態系を造成することに意見が一致した。
特に、同分野は先端技術と農業技術が融合することにより、新しい市場の創出はもちろん、いわゆる前方産業(品種、素材、養液)と後方産業(IT、BT、観光)の連係効果が大きいため、大邱・慶北圏の代表的な融合・複合産業として育成される見通しだ。
具体的な例として、慶北の種子・特化作物、大邱のIT・建築・デザインなど市・道間の特化分野を連携し、農村地域の廃校や都心の遊休建物などを植物工場に活用することで収益モデルと雇用を創出することができると関係者らは見込んでいる。
それにより、植物工場基盤産業の生態系造成事業共同推進や関連人材・装備・学術情報の共有、関連国策事業の共同発掘などを柱とする業務業務協力分野を定め、産学ネットワーク、人材育成、モデル普及、企業支援などを本格的に推進する見通し。
慶北TPのジャン・レウン院長は「植物工場は将来の食糧確保はもちろん、最先端の融合・複合技術を通じた新成長動力産業として十分な可能性を秘めている」と話した。出所:聯合ニュース(2012.02.16)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。