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聨合ニュースによると、
海外企業の出展が急増 グローバル規模に成長
来月6日から大邱EXCOで3日間行われる2013大邱国際繊維博覧会(PID)は、海外からの出展企業が急増したことで確実にグローバル規模の博覧会に位置づけられる見通しとなった。
大邱慶北繊維産業連合会が主管し、今年で12回目を迎えるPIDには、約20カ国のバイヤーと国内外の来場客など約2万人が参加する予定。
出展企業数337社、ブース数638個などと、昨年の規模(322社、600ブース)を超える過去最大規模となった。
特に、海外から出展する企業数は昨年の66社から今年は90社に増えた。
下半期の繊維市場の回復傾向と中国の景気刺激策などが予想されたことで、日本、台湾、豪州、インド、タイなどから新規参加企業が増加した。
特に、中国商務部がPIDをアジアに影響力のある海外展示会に指定したことで、北京や上海などを中心に中国繊維企業の参加が増加する結果に繋がった。
そのため、今回の博覧会は繊維産業をリードする国内外の出展企業間で素材開発のレベルを確認し合うビジネスの場になると期待される。
PID事務局はKOTRAとの業務協約でニューヨークとLAなどから大手バイヤーを招へいし、実質的な契約締結に集中することで韓米FTAの効果を先取りする計画。
国内からは曉星、コーロン、Huvisなど247社の企業が出展する。
今回の博覧会にはS/Sシーズンを狙ったトレントな素材と高機能性、エコ、産業用、ハイテク、リサイクルなど様々な最新素材が大勢出品されるとPID事務局は見込んでいる。
特徴的に、非衣類・産業用関連メーカーの出展が増えた。
高強度スーパー繊維のアラミドと炭素繊維で羅老(ナロ)号の打ち上げ過程に参加したSAMWOO(株)を始め、全世界に向けて産業用関連製品を輸出する地域の代表企業が出展する。
海外バイヤーとしてはEU圏(イタリア・フランス・ドイツ)と米州地域を中心にヘルメス、CHANNEL、DKNY、GUESSなど有名な衣服ブランドのソーシングマネージャーとスポーツ・アウトドアブランド、産業用素材関連の購買マネージャー、デザイナーなどが招待された。
日本の繊維総合商社の瀧定、豪州繊維衣類靴資源センター(TCFWA)、タイ商務部国際貿易振興局(DITP)、インドウールテキスタイル協会(WOOL
TEXPRO)、台湾繊維連盟(TITAS)などは出展企業とともにバイヤーを同行させる予定となっており、注文中心の博覧会が期待されている。
PID事務局はLGファッションなど国内の衣類ブランド及び東大門総合商街のバイヤーと大邱地域の素材生産企業との「直接取引の現場受注会」も準備している。
また、特許素材館、産業用繊維館、天然染色繊維館などを運営することでアイテム別に海外バイヤーとの戦略的なマッチングを誘導する一方、スモールマーケットを通じて市民が一緒に参加するフェスティバルにする計画。
出所:聨合ニュース(2013.02.27)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。