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大邱・慶北の輸出増加傾向が持続 地域経済の支え役に
作成日
2013.07.30
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今年上半期の大邱・慶北輸出は、厳しい内外貿易環境の中でも小幅の増加を続き、地域経済を堅調に支える役割を果たしたと評価される。

韓国貿易協会大邱慶北地域本部が29日に発表した2013年上半期の大邱慶北地域の輸出入動向報告書によると、上半期に大邱の輸出額は前年同期比1.3%減の34700万ドルを、慶北は8.0%増の2639000万ドルをそれぞれ記録した。

慶北の場合、全国の輸出増加率(0.6%)を上回る実績となる。

品目別に見ると、大邱の場合は最大輸出品目の自動車部品が13.9%も増加した。

一方、大邱の伝統産業であるポリエステル織物(-12.3%)、編織物(-15.5%)など繊維類の輸出額は減少した。

慶北ではスマートフォンの海外生産拡大、需要増加などを受け、無線電話機器(29.8%)及び無線通信機器部品(109.5%)が上半期の湯術額増加を導いた。

しかし、鉄鋼市況の回復遅れによる輸出価格の下落、対日輸出の減少などにより、熱延鋼板(-18.7%)、冷延鋼板(-15.2%)など鉄鋼金属製品の輸出額は減少した。

地域別に見ると、大邱は最大の貿易相手国である中国(11.0%)への輸出増加が続いている一方、円安の影響で日本への輸出が減少(-11.4%)した。

特に、メキシコに対する輸出が急増(104.1%)し、5大輸出国に浮上した。

慶北は日本(-13.5%)以外の5大輸出相手国に対する輸出がすべて増加しており、特に米国(33.1%)、ベトナム(30.5%)、ブラジル(31.7%)など無線通信機器の海外生産基地への輸出が大幅増加した。

同期間における大邱の輸入額は前年同期比11.3%減の173200万ドル、慶北は14.9%減の874500万ドルをそれぞれ記録した。

全国の上半期貿易収支が2002300万ドルの累積黒字を記録した中、大邱慶北は1932000万ドルの黒字を達成して堅調な流れを維持している。

大邱慶北地域本部のイ・ドンボク本部長は、「大邱・慶北の上半期輸出は円安や北朝鮮リスクなど厳しい内外環境の中でも前年同期比で成長を記録するなど、地域経済の支え役を果たした」と評価した。

イ本部長は、「特に、前年度に低迷していた慶北地域の輸出が世界LTE市場の急成長、先進市場の買い替え需要を狙った戦略的スマートフォンの輸出好調と統計上の要因(いわゆる“Base Effect)により大幅増加し、高い成長を示したのは大変喜ばしい」とし、「しかし、下半期にも米国の量的緩和縮小や日本のアベノミックスに関する懸念など対外リスク要因が立ちはだかっており、企業に注意が求められる。為替ヘッジや輸出市場の動向を常に把握するなど、対応策を講じなければならない」と強調した。

原文記事

出所:ニューシース(2013.07.29)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。