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大邱都市公社が施行する壽城医療地区は、面積約120万㎡規模の総事業費6300億ウォン余りが投入される大型プロジェクトだ。現在、土地補償が62%程度行われ、7月からは敷地造成工事も着工される予定だ。
◇壽城医療地区、本格的な開発に着手
2008年5月、大邱慶北自由区域に指定されてから注目を浴びてきた壽城医療地区が本格的な開発に乗り出した。
同地区は、2008年に経済自由区域に指定されたが、大型医療機関が誘致できないなど、長期間事業が行われなかった。
そんな中、2012年イ・ジョンドク氏が都市公社の社長に就任した。彼は壽城医療地区を成功させるため、新しい組織を整備し事業基盤を固めた。
まず、当時悪化した経営状況を正常化するため、財布の紐を締め、未分譲在庫資産を売却して1年で赤字を解消し、事業を進める動力を確保した。
そして昨年1月からは壽城医療地区造成事業を統括する事業団を作り、大型病院が誘致されるのを待つより積極的に企業誘致に乗り出し、開発方向に対して工夫した。
このような努力の結果、少しずつ成果が見え始めた。
道路など基盤施設の国費支援及び安全行政部の公社債承認などで、事業財源も安定的に確保した。そして、確保した財源を基に、今年1月からは補償協議を始め、2月には産業通商資源部から(5次)開発計画変更も承認されるなど、これまで遅々として進まなかった事業推進に終止符を打った。
壽城医療地区がグローバル創造経済の中心に、未来地域を代表する名品新都市に跳躍する準備を終えたのだ。
◇ 知識基盤サービス産業中心地へ
当初、壽城医療地区は特化専門病院、グローバルR&D機関、医療観光施設及び教育機関を誘致することで始まった。
しかし、大型医療機関の誘致がうまく進まず、開発方向に対して議論が多かったものを都市公社が知識基盤サービス基盤育成という当初の経済自由区域指定趣旨を維持しながら、投資誘致も活発に行われるよう、開発計画内容を変更し、2月24日に産業通商資源部から(5次)開発計画変更を最終承認された。
今回の開発計画の変更で、壽城医療地区は当初の医療・教育・文化産業中心の開発方向から「医療・IT・SWなど知識基盤サービス産業の中心地」に生まれ変わった。
特化専門病院と連携した滞在型医療観光機能を導入して、海外患者の誘致と共に、地域医療観光産業も活性化し、次世代SW融合クラスター造成など IT・SW知識基盤サービスのインフラ拡大と大規模物流・流通商業施設も導入して投資誘致も活性化する。
また、3月12日に政府合同で発表した地域経済活性化対策によると、大邱圏は「ソフトウェア(SW)融合産業クラスター造成」事業が政府が支援する地域別特化発展プロジェクト候補に選定され、2017年まで997億ウォンを投じて、壽城医療地区内にSW融合技術高度化事業を進め、大邱を国内SW融合拠点都市に育成する計画を立てた。これを受けて、壽城医療地区は名実共に医療とIT•SWが融合したグローバル創造経済の中心地になった。
壽城医療地区に大邱の未来が掛かっているとしても過言ではない。造成が完了されれば、今後、大邱に明るい未来をもたらすうだろう。
都市公社の今後の事業日程によると、今年7月からは敷地造成工事に着工して2017年に造成を完了させる計画だ。
5月からは物流・流通商業施設及び共同住宅など、背後施設用地一部を供給する予定。
原文記事
出所:ニューシース(2014.5.19)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。