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韓国投資の魅力、大勢の外国人投資家を惹き付ける
作成日
2013.10.31
- 外国人投資ウィーク(FIW)2013開催
- 約400人の海外投資家が参加、対韓投資のチャンスを探り出す

韓国最大の対韓投資誘致事業、「外国人投資ウィーク2013(Foreign Investment Week 2013、以下『FIW』という)が30日、産業通商資源部の主催とKOTRAの主管でロッテホテルワールドで開催された。30日には各産業別フォーラムと歓迎レセプションが、31日には投資商談会と蔚山及びセマングム地域の立地視察が行われる。

開幕式には、産業通商資源部のユン・サンジク長官、KOTRAのパク・ジンヒョン副社長を始め、駐韓米商工会議所のAmy Jackson代表、駐韓欧州商工会議所のThilo Halter会長、ソウルジャパンクラブ(SJC)の中島透会長など約600人の主要外国人投資家、学界、政府、経済自由区域、地方自治体及び国内企業が参加した。

今年で9回目を迎える今回のFIWに参加した訪韓投資家らは、韓国の強固な産業基盤、広範囲にわたるFTAネットワークなどを通じて生み出される多様なビジネスチャンスと投資環境に高い関心を示した。グローバル経済の不確実性にもかかわらず、GE HealthcareやBASF、Intel Capital、Curtis Wright、Mapletree、SUTLなど対前年比で12.1%増の24カ国、309社から398人の外国人投資家が集まり、ビジネスハブとなった韓国における成長の機会を模索する予定。特に、KOTRAが投資誘致活動を行っている42ヵ所の海外貿易館を中心にターゲッティングしたグローバル企業の発掘に年中取り組んだのが大きな決め手となった。

今回のFIWには外国人投資家のみならず、世界の主要マスコミ各社も招待された。韓国の経済、産業及び投資環境を全世界のオピニオンリーダーに向けて発信するため。The TimesやLe Figaro、朝日新聞など17カ国から23社の主要マスコミが参加し、FIWを通じて様々な分野で韓国の前向きなイメージを高め、中長期的な投資誘致成果を拡大する機会にする予定。

KOTRAの外国人投資誘致専門担当組織、Invest Koreaのハン・ギウォン投資誘致総括団長は、「韓国はFTAなどを通じた経済領域に拡大と国の産業競争力の強化などを通じてグローバルな投資ハブに浮上し、外国人投資家から注目を集めている」とし、「魅力が高まりつつある韓国の投資環境を積極的に宣伝し、単なる外資誘致のみならず、外国人投資家が韓国経済を成長させる新しい動力源として寄与し、ともに成長していけるように全力で取り組みたい」と強調した。

今回韓国を訪れた海外投資家らは、先端産業や物流・流通、地域開発、観光・レジャー、産業バリューチェーン、PEファンド・ベンチャーキャピタル、K-Startup Pioneer(グローバル創業支援)など産業別フォーラムに出席し、韓国の投資環境と最新産業の動向に関する情報を収集する予定。

イタリアのW社、米国のM社など製造業分野の海外投資家らは、知識財産権、韓国を中心にしたバリューチェーンとFTA・物流ハブなど韓国の優れたビジネス環境を活用した主力生産基地として韓国を考慮するなど、高い関心を示した。

FIW期間中に韓国を訪れたスペインのA社は、生ごみを利用したバイオエタノール(再生可能エネルギー)化推進プロジェクトで1億ドルを、日本のK社は地域開発プロジェクトで3千万ドルの投資を申告するなどの成果を上げた。訪韓した外国人投資家らは国内の企業及び自治体と約200件の個別商談を推進するなど、中長期的な成果の創出に向けた基盤構築に乗り出す予定。

産業通商資源部のユン・サンジク長官は、「韓国の持続的な経済成長のためには、貿易とともに海外からの対韓投資誘致の拡大が重要となる」とし、「雇用創出を通じて若年層の失業を0解消するためには、海外による投資の大幅な拡大が必要なため、政府も積極的な投資誘致活動に全力で取り組む計画」と強調した。


出所 : KOTRA Invest KOREA (2013.10.30)
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