Invest KOREA

政府・地自体・経済自由区域庁など２００人の関係者が出席
「自治体ー投資誘致専担館の協議会」の初開催　地方の外国人投資促進を集中支援

KOTRAは６日、本社にて韓国の外国人投資促進関係機関の来年度戦略の策定に向け「２０１８年度外国人直接投資（FDI）誘致戦略説明会」を開催した。

政府、自治体、経済自由区域庁、在韓商工会議所などから２００人の投資戦略関係者が参加した説明会は今年で５回目を迎え、世界経済とFDIの見通しとともに△世界主要地域における投資誘致戦略△自治体の投資誘致戦略△外資系企業の対韓投資戦略などの発表が行われた。また、今年は初めて「自治体ーKOTRA投資誘致専担館の協議会」を設け、FDI戦略関係者間のコミュニケーションを図った。

今回の説明会のため海外でFDI誘致業務を担当しているKOTRA投資誘致専担館から３２人が訪韓し、地域別のFDI動向、対韓投資動向、貿易間別の投資誘致有望分野・ターゲット企業などについて議論した。KOTRAは主要２０カ国・３６貿易館を投資拠点貿易館として指定し、FDI誘致を積極的に推進している。

また、KOTRAのFDI担当組織であるInvest KOREAは、国の外国人投資促進のプラットフォームとしての機能強化雇用創出対策について発表を行った。KOTRAは国内外におけるFDI誘致インフラの整備、FDI誘致による１１大新成長エンジン分野のスタートアップや中小・中堅企業のグローバル化支援など、投資誘致プロセスの高度化・活性化に取り組む計画だ。「外資系企業の採用博覧会」のような外資系企業による雇用創出も促進し続けていくとしている。

来年には世界経済も回復基調に乗ると見通され、FDI拡大に向けた投資誘致関連機関の協業、多角化した戦略策定の重要性がいつにも増して高まっている。韓国のFDI誘致は申告ベースでこの３年連続２００億ドルを超過達成している。

Invest KOREAの金容国代表は「外国人投資は韓国経済のグローバル化と成長を持続させるもう一つの軸である」とした上で、「KOTRAは外国人投資を促進するためスタートアップや中小企業を集中支援するInvest KOREA Market Place(IKMP)事業を拡大させ、地域の需要に合致した産業を誘致するため自治体、経済自由区域庁との協力を強化し、国の投資投資誘致機関（IPA）としての役割を全うしていく考えだ」と話した。

出所：Invest Korea (2017.12.08)