Invest KOREA

米 Site Selection 選定, アジア・太平洋地域 National Top IPA*
* IPA : Investment Promotion Agency,投資誘致機関

KOTRA(社長 権坪五)が米国のFDI(外国人直接投資)・不動産分野で権威ある専門誌「Site Selection Magazinme」が選定したアジア・太平洋地域最優秀国家投資機関賞(Top Narional Investment Promorion Agency)を受賞した。KOTRAは2016年の初受賞から3年連続で受賞しており、今年はシンガポールのEDB Singaporeと並んで、アジア太平洋地域最高の国家投資誘致機関として選定された。
＊「サイト・セレクション」Site Selection Magazine：米国の民間調査会社であるコンウェイ(Conway)の子会社として設立され、1954年からFDI・不動産専門誌として、CEO、投資家、コンサルタント、不動産専門家などを対象に世界各地の投資情報を紹介・プロモーションし、関連分野において確固たる地位を占めている。

Site Selection Magazineは毎年５月に発刊する「Global Best to Invest Ranking」特集号を通じて世界の国・地域別に最高の投資誘致機関リストを発表しており、ランクインするのは毎年約２０の機関のみである。今年は、韓国、シンガポール、アイランド、ドイツ、メキシコ、コスタリカ、イスラエル、バーレーン、エストニア、ハンガリーなど１０カ国と上海(中国)、香港、エーゲ海(トルコ)、イズミル(トルコ）,シャルジャ首長国(UAE)、ドバイ(UAE)、ベルリン(ドイツ)、バーミンガム(イギリス)、ボゴタ(コロンビア）、バジェ・デル・カウカ県(コロンビア)など10ヵ所の投資誘致機関が選定された。

受賞対象機関は毎年、約１千人の企業専門家とコンサルタントが△投資需要に対応しうる専門性△役職員の業務専門性と言語能力△投資家情報保護に対する信頼度△投資の事後管理サービス△ウェブサイトなどを通じた情報提供能力など様々な評価基準に基づき、世界の投資誘致機関を評価・選定する。Site Selection Magazineの親会社であるConwayコンサルティングの企業投資および分析チームのAndrew Clutzチーム長は「最高の投資誘致機関は、変化する政治・経済的環境、投資家のニーズ、増え続けるデータ需要に速やかに対応できる柔軟性を身につけるべきだ」と強調する。

韓国の昨年の外国人直接投資誘致額は229.4億ドル(届出ベース)で、２０１６年に比べ7.7％増の過去最高値を記録し、３年連続で外国人投資誘致額２００億ドルを突破した。Site Selection Magazineによると、このような堅調なFDI投資の成長が今回、KOTRAの受賞の主な理由となったと分析した。また、KOTRAが今年グローバル産業用ガスメーカーであるフランス「エア・リキード(Air Lizuide)」社の麗水工場への増額投資(約1千５７０億ウォン)を支援したことも高い評価を受けたと見られる。

Invest Koreaのキム・ヨンソク代表は「昨年、韓国が外国人投資誘致で高い実績をあげられたのは、グローバル競争力を備えた韓国企業と市場、韓国の堅調な経済インフラ、そして外国人投資環境改善に向けた政府と自治体の着実な努力があったからだ」と評価し、「KOTARが国家投資誘致機関という重い責任を引き受けただけに、もっと頑張ってほしいという意味として受け取り、国内外の企業・自治体と引き続き協力しながら、韓国経済に貢献できる外国人投資誘致に向けて最善を尽くしたい」と受賞の感想を述べた。

出所 : Invest Korea (2018.06.08)