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韓国最大の防衛産業展示会「ADEX」開幕 各社がミサイル・無人機など出展新しく記事
作成日
2025.10.21


 

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【高陽聯合ニュース】韓国最大の航空宇宙・防衛産業展示会「ソウル国際航空宇宙・防衛産業展示会」(ソウルADEX)が20日、ソウル郊外、高陽の国際展示場KINTEXで公式に開幕した。

韓国防衛産業が好況に沸くなか、参加企業は開発済みや開発中のミサイル、無人機、次世代戦闘システムなどの防衛装備を出展した。

防衛産業大手のLIGネクスワンは、国産超音速戦闘機「KF21」に搭載される3種の航空武装を公開した。

これまで輸入に頼っていた短距離空対空ミサイルや「韓国型タウルス」と呼ばれる長距離空対地ミサイル「天竜」、空中から艦艇を打撃する空対艦ミサイルを展示した。

また▼電子戦機▼超高解像度SAR(合成開口レーダー)衛星▼垂直離着陸型師団級中型無人機▲装甲車にドローン識別・探知・無力化装備を搭載した対ドローン統合対応システム――も初公開した。

ハンファ・エアロスペースはオーストラリアへの輸出に成功した歩兵戦闘車両「レッドバック」を朝鮮半島の作戦環境に合わせて改良した韓国型次世代歩兵戦闘車両(KーNIFV)の実物を初公開した。 

同社は今年末に試作1号機の製作が完了する予定のレーダーなどで探知されにくい無人機編隊用ジェットエンジンや、多連装ロケット「天舞」から発射されて敵陣上空を飛行し、監視・偵察や打撃任務を遂行する徘徊型精密誘導兵器(LPGW)なども展示した。

韓国航空宇宙産業(KAI)は次世代戦闘システム(NACS)を初公開した。

NACSは▼KF21と無人戦闘機、多目的無人機編隊を同時に運用する次世代有無人複合戦闘システム ▼空中または地上から飛ばした無人機の指揮システム ▼戦闘艦艇で海上型無人戦闘機や海上哨戒無人機を統制するシステム――などで構成される。

KAIは拡張現実を適用して指揮官の命令を受け、人工知能(AI)のサポートで作戦を遂行する未来型戦場可視化システムも公開した。

大韓航空はレーダーなどで探知されにくい無人編隊機を展示した。

ステルス型無人編隊機は来年2月に試験飛行を実施する予定だ。

同社は有・無人戦闘機と協業が可能な超音速多目的小型協同無人機と、100時間以上滞空し、1000キロメートル以上離れた敵の目標物に精密打撃が可能な中型の自爆型無人機も併せて公開した。 

中型自爆型無人機は衛星通信で交信することで通信距離の制限をなくし、AIを搭載したことで自律的な標的識別と追跡、破壊も可能にした。

作戦状況に応じて地上発射と空中投下から選択できる機能も備えている。

このほか豊山、コリアディフェンスインダストリー、ファーステックなども監視偵察・自爆兼用ドローンや爆弾投下ドローン、全地球測位システム(GPS)誘導爆撃ドローン、車両・空中発射小型ドローンを展示するなど、数十種のドローンが初公開された。

1996年に「ソウルエアショー」として始まったADEXは、隔年開催で今年15回目を迎えた。

24日まで開催され、35カ国・地域から過去最多の約600社が参加。前回の2023年のADEXには34カ国・地域から約550社が参加した。

ADEX共同運営本部は「ADEXはパリとロンドンの航空ショーとともに、世界3大航空宇宙・防衛産業総合展示会として評価されている」と説明した。

ynhrm@yna.co.kr

原文記事
出所:聯合ニュース(2025.10.20)
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