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聯合ニュースによると、
米コンサルティング会社、ディシジョン・エコノミストのアレン・サイナイ会長は20日にソウル市内で講演し、「韓国のことしの経済成長率は5%程度になる」との見通しを示した。
同氏は適切な景気浮揚とインフレのコントロールが行われれば、景気拡大期が来年まで続くと予想した。韓国は2009年10~12月期から景気拡大が始まり、ことしは5%以上成長する可能性もあると説明。その背景として、米国の景気回復が予想を上回ることを挙げた。
米国経済に対しては二番底に陥る懸念は極めて希薄になり、ことし3%以上、来年3.5%以上成長するとの考えを示した。これが韓国の輸出にプラス影響を与え、電子製品と自動車などの産業は向こう2~3年間、好調を維持すると予測した。
ただ、景気拡大に伴うインフレ懸念も高まっていると指摘。物価は初期の対応が重要のため、韓国銀行が今後1年から1年半の間、政策金利の引き上げ基調を維持し、(現行の年2.75%から)4%台まで引き上げると予想した。
出所:聯合ニュース(2011.01.20)