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聯合ニュースによると、
韓国とエジプトが原子力発電、油田開発などで協力を推進する。
企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官は20日、エジプト・カイロで同国のブトロス・ガーリ財務相と経済・財務首脳会談を行った。韓国がアフリカの国と経済・財務首脳会議を開くのは初めて。
尹長官は、「韓国はインフラ、金融、産業団地造成、原発、油田開発、水産業などざまざまな分野でエジプトとの協力を拡大していく」と明らかにした。また、韓国はエジプトの安定的な政治、地理的利点、安い人件費に注目しているとし、今回の会議を機に、エジプト人材の技能を高めるさまざまな方策を講じることを強調した。
韓国政府は、エジプトが推進するプラント、インフラ、資源開発など大規模な海外プロジェクトに対する金融支援を強化するとともに、アフリカの新興国のうち、自由貿易協定(FTA)推進対象国を持続的に発掘する方針だ。
エジプトは2017年までに1000億ドル(8兆2100億円)相当の発電所を建設し、2020年まで電力生産の20%を再生可能エネルギーに代替する計画だ。韓国はエジプトを対象に講じられた原子力政策過程などを通じ、開発経験を共有。韓国型原子炉を紹介するための共同ワークショップも開催する。
そのほか、エジプトが推進する製造業の育成や貿易の活性化などについて知識共有事業を拡大。アフリカ第3国に対する共同コンサルティングをエジプトとともに推進する。
出所:聯合ニュース(2011.01.20)