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聯合ニュースによると、
サムスングループは25日、バイオ製薬産業に本格進出するため、同分野大手の米クインタイルズと資本金3000億ウォン(約210億円)規模の合弁会社を設立することで合意したと明らかにした。
合弁会社には、サムスン電子が40%、サムスンエバーランドが40%、サムスン物産が10%、クインタイルズが10%の資本を2012年まで段階的に投資する。まず、早期事業化が可能なバイオ医薬品生産事業を推進する。
合弁会社は上半期(1~6月期)にバイオ医薬品の生産プラント建設に着工し、2013年から本格稼動し、がん、関節炎治療用のバイオ医薬品を年間約600キログラムを生産して海外に輸出する予定だ。まずは医薬品製造受託機関(CMO)の製薬会社からの依頼生産を専門的に行う。
サムスンは昨年5月に環境エネルギーやヘルスケア関連事業に2020年まで23兆ウォンを投資するとの計画を発表しており、うちバイオ製薬事業にも2兆1000億ウォンを投資するとしていた。
今回設立される合弁会社は、サムスンのバイオ製薬事業の第一歩で、サムスン電子を通じた開発を並行推進し、バイオシミラー(バイオ医薬品の後発品)製品を本格的に生産する予定だ。
サムスンは長期的にバイオ新薬事業にも進出し、サムスン医療院の治療事業、バイオ製薬事業、医療機器事業など医療関連事業の融・複合化を推進する方針だ。
一方、サムスンはこの日、仁川経済自由区域庁との間で、仁川・松島の経済自由区域27万平方メートルにプラント建設する趣旨の覚書(MOU)を締結した。
出所:聯合ニュース(2011.02.25)