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聯合ニュースによると、
LG電子は10日、LSエムトロンの空調システム事業部門を1503億ウォン(約111億円)で買収する契約を結んだと明らかにした。
同社はこれで、チラーなど大型空調機器開発と生産力を補強し、総合空調・エネルギーソリューション業者としての座を固めることになった。チラーは大型ビル用の中央空調システムで、空港やショッピングモールなど超大型施設に適している。全世界市場は120億ドル規模とされる。
LG電子はこれを機に、大型空調設備への投資を拡大し、海外販売ネットワークを活用した海外事業も強化していく計画だ。
AE事業本部長の盧煥竜(ノ・ファンヨン)社長は「今回の買収で家庭用から大型商業用市場まで、トータル空調事業体制が備わった。製品とサービスを強化し、世界市場を攻略する」と意欲を示した。
LG電子とLSエムトロンはまた、2次電池素材、電解銅箔と電気二重層キャパシタなど再生可能エネルギー関連事業への投資を増やすとともに、トラクター、射出成形、自動車部品事業などグローバル生産基地を拡大していく方針だ。
出所:聯合ニュース(2011.03.10)