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聯合ニュースによると、

アジア開発銀行（ＡＤＢ）は６日に発表したアジア経済見通しで、ことしと来年の韓国の経済成長率をそれぞれ４．６％と予想した。

ことしの成長率見通しは、韓国政府が予想した５．０％を下回るが、国際通貨基金（ＩＭＦ）の４．５％、経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）の４．３％よりは高い。

ＡＤＢは、２０１０年の成長率が６．１％と高かったのは、成長率が低かった２００９年の反動が影響したためで、ことしの成長率を下げる要因になると指摘した。１０％以上の高い輸出増加率、４．０～４．５％の民間消費増加率、８％の設備投資増加率などは成長率上昇の肯定的要因だが、建設投資は３％の水準にとどまるとの見通しを示した。

また、ことしはインフレ圧力が高まり、物価が３．５％上昇後、来年は金融引き締めと原油・穀物価格の上昇ペースの鈍化に伴い３．０％に下がると予想した。

一方、日本で発生した東日本大震災が韓国経済に与える影響は限定的で一時的だと予想した。自動車、電子など日本と競争関係にある輸出品は利益を得るかもしれないが、日本から輸入している資本財の生産中断は韓国の製造業に悪影響を与える可能性があるとの見方を示した。

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出所：聯合ニュース(２０１１.０４.０６）