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経済協力開発機構(OECD)は25日に発表した経済見通しで、韓国のことしの経済成長率を前回昨年11月時点で示した4.3%から4.6%に上方修正した。来年の成長率は前回予想を0.3ポイント下回る4.5%と見込んだ。
韓国の今年の消費者物価上昇率は4.2%と予想し、前回の3.2%から1ポイント引き上げた。来年の上昇率は3.4%に達すると見通した。
OECDは韓国経済について、世界貿易の増加の勢いが増し、1~3月期に成長の勢いを回復、来年まで4.5%前後の成長を記録すると予想した。また、東日本大震災に伴う輸出減少は一時的なものとみられるが、原油価格上昇の影響により経常収支黒字規模は対GDP比1.9%と、前回予想の2.3%を下回るとの見通しを示した。
一方、世界経済については、ことしの成長率は4.2%と前回の予想を維持した。来年は4.6%と見込んだ。
出所:聯合ニュース(2011.05.25)