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東レ、韓国に大規模な炭素繊維工場を着工
作成日
2011.07.01
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聯合ニュースによると、

   2013年から年産2200トン・・・工場建設に1兆3000億ウォンを投資




日本の総合化学メーカー・東レが慶尚北道・亀尾に2013年から10年間、1兆3000億ウォンを投資する。

東レの韓国法人、東レ先端素材は28日、慶尚北道・亀尾にある国家産業団地で炭素繊維生産工場の着工式を行った。

総事業費は630億ウォン(約47億円)。日本、フランス、米国に続く東レの4番目の炭素繊維工場で、アジア地域における建設は今回が始めてとなる。

同工場は2013年1月に大量生産体制を構築し、年産2200トンの高強度炭素繊維「トレカ」を生産する予定だ。

炭素繊維は、重さは鉄の4分の1に過ぎないが、強度は10倍以上に達する先端素材で、宇宙航空、スポーツ・レジャー、自動車・風力など幅広い産業分野で用いられており、エネルギー効率を向上させる軽量化素材として注目を浴びている。

この日の着工式には、知識経済部の金正寬第2次官と慶尚北道の金寛容知事、韓国駐在の武藤日本大使と東レ関係者ら約30人が出席した。

知識経済部の金正寬次官は、「炭素繊維が韓国で量産され、自動車、電機、機械、航空宇宙など、韓国の関連産業の競争力もともに高まることが期待される」とし、「また、韓欧FTA、韓米FTAの発効を控えている韓国にとって、炭素繊維の工場設立は韓国企業の海外進出にも役立つものであろう」と祝辞を述べた。

東レの日覚昭広社長は、「資源、エネルギー、環境など、人類が直面している諸問題の解決を図る上で、炭素繊維は重要な解決策になる」とし、「東レはグリーンイノベーション(Green Innovation)事業を推進することにより、これらの問題の解決に貢献していく」と強調した。

着工式に先立ち、東レは慶尚北道などと炭素繊維工場の増設や情報技術(IT)素材など、新事業の投資に関する了解覚書(MOU)を締結した。

東レは2013年から10年間、亀尾第5国家産業団地内の炭素、IT、環境、エネルギー素材生産工場建設に1兆3000億ウォンを投じる計画だ。

同社は、亀尾第5国家産業団地ハイテクバレー内にある76万平方メートルの用地に炭素繊維原料とIT関連生産工場を建設する計画で、韓国を産業用炭素繊維のアジア製造拠点とし、世界最大の生産拠点として育成していく方針だ。

記事原文
出所:聯合ニュース(2011.06.28)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。

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