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聯合ニュースによると、
外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長は4日、韓国・欧州連合(EU)間自由貿易協定(FTA)の暫定発効を機に、韓国製品のEU市場シェアを2.6%から3年以内に3.0%まで引き上げるよう努力する考えを示した。
KBS第1ラジオに出演し述べたもの。韓国と競争関係にある他国がEUとFTAを締結するには少なくとも3年はかかるため、3年間は韓国が優位な位置にあるとした。
昨年の対EU輸出は435億ドル(約3兆5130億6000万円)だったが、410億ドル相当の商品に対する関税が、FTA暫定発効の1日を期に撤廃されたと説明。韓国は製造品の輸出に強く、今回のFTA暫定発効は大きなプラス効果をもたらすだろうと見通した。
また、一部では欧州産自動車の韓国市場侵食を懸念する声が上がっているが、新車市場は韓国が120万台、EUが1400万台で、一部市場を占められることがあっても、輸出期待効果はそれよりもはるかに大きいと強調した。
農業部門の競争力弱体化の可能性については、「韓国政府は畜産業を決して捨てない」と強く述べ、財政投入や付加税還付などの対策は立てており、今後もさまざまな補完策を講じていくとした。
出所:聯合ニュース(2011.07.04)