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聯合ニュースによると、
知識経済部が14日に明らかにしたところによると、上半期の海外からの外国人直接投資は53億7000万ドル(約4230億円、申告額ベース)で、前年同期比23.8%増加した。日本の大震災、中東の情勢不安、欧州の財政危機懸念にもかかわらず、韓国・欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)発効に対する期待感、韓国経済の堅調な成長見通しなどを追い風に、投資が増加したと分析される。
国・地域別にみると、昨年上半期に投資が急減した先進国が大きく持ち直した。米国は前年同期比186.0%増の11億1100万ドル、日本は43.5%増の8億9100万ドル、EUは45.6%増の20億4800万ドルと集計された。
EUはFTAへの期待感からドイツや英国、フランスなどを中心に投資が増え、外国人直接投資に占める割合は32.5%から38.2%に拡大した。中国の投資も、積極的な誘致活動や為替が影響し、250.7%増の2億2800万ドルを記録した。
一方、中東は地域情勢が不安定で投資心理が冷え込み、58.9%減の6700万ドルにとどまった。
業種別では、特に流通(308.0%)と金融・保険(112.3%)に対する投資が大幅な伸びをみせた。類型別では、新規に法人を設立するグリーンフィールド投資が45億200万ドルで30.6%増加したのに対し、国内での買収・合併(M&A)が活性化したことから、M&A投資は8億6300万ドルで2.5%減少した。
出所:聯合ニュース(2011.07.14)