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聯合ニュースによると、
韓国貿易協会の国際貿易研究院が3日発表した報告書「2010年輸出の国民経済に対する寄与」によると、昨年の経済成長(成長率6.2%)への寄与度は輸出が62.2%で、内需による寄与度(37.8%)を上回った。
輸出は前年比28.3%増の4664億ドル(約36兆円)と、過去最大を記録した。また、輸出で誘発された就業者数は27.3%増の401万人、そのうち製造業が321万人で8割を占めた。全就業者に輸出誘発が占める割合も16.8%と、前年から3.4ポイント上がった。
一方、輸出による輸入誘発額は2098億ドルで、これを輸出額で割った輸入誘発率は45.0%だった。これは、輸出1単位の最終需要が発生すると、0.45単位の輸入が誘発され、韓国経済に0.55単位の付加価値を生み出すことを意味する。輸入誘発率は2008年から2年連続で下落しており、研究院側は「2008年には石油製品や化学が輸出拡大をけん引したが、昨年は情報技術(IT)産業を中心に輸出が回復し、輸出全般の輸入誘発効果が下がった」と分析した。
出所:聯合ニュース(2011.08.03)