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聯合ニュースによると、
企画財政部は6日に公表した経済動向報告書(グリーンブック)で、韓国経済は一部の実体経済指標が足踏みを示しており、経済の不確実性が増大したと判断した。雇用改善の動きは続いているが、物価は5%水準で大きく上昇していると指摘した。
気象条件の悪化や国際金相場の上昇などで、野菜類や耐久財価格が大きく上昇。消費者物価が上昇率を拡大し、コアインフレも上昇を続けていると分析した。
世界経済については、不確実性が大きくなったと分析。特に、先進国を中心に成長率などの経済指標が悪化し、景気鈍化への不安感が増していると指摘した。中でも韓国政府が神経をとがらせているのは欧米だとした。
実体経済の指標を代表する鉱工業生産は、高水準の輸出増加が後押ししており、なだらかな改善の動きが予想されるとした。
消費に関しては、世界的な景気低迷への不安感などで消費心理が萎縮し、小売販売は鈍化する可能性があるとした。
経常収支については、夏期休暇による輸出減少などの季節要因のため、8月は前月より悪化すると予想。サービス業生産は民間消費が次第に回復し、上昇を続けると見通した。
出所:聯合ニュース(2011.09.06)