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聯合ニュースによると、
ブラジルを訪問中の朴宰完(パク・ジェワン)企画財政部長官は18日、同国のマテンガ財務相と財務経済長官会議を開き、両国の貿易品目の拡大と投資活性化に向け努力することで合意した。
朴長官は、サンバを例に挙げ、ブラジル経済の情熱、柔軟性、調和が今後、世界経済に大きく寄与することになると評価した。
両国は、欧州の財政不安、米国の景気回復の遅れ、物価高で世界経済が危機以前の成長ペースを取り戻すにはやや時間がかかると予想した。こうした状況を克服するためには両国間だけでなく、新興国間の「南南協力」も重要だとの意見で一致した。
また、為替や外貨流出入の急激な変動に懸念を示し、新興国が世界経済の安定に寄与しながら自国の成長を妨げない方策を模索すべきだとの認識でも一致した。
ブラジルは、韓国の対ブラジル貿易黒字が2005年から5年間で約10倍に拡大し、韓国側が黒字幅縮小に向け努力する必要があると指摘した。これに対し韓国側は、韓国企業が黒字幅を上回る規模の投資をブラジルで行っていると強調した。双方は補完的な産業構造を活用し、相互利益に向け努力することで合意した。
出所:聯合ニュース(2011.10.19)