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聯合ニュースによると、
米調査会社ディスプレイサーチによると、中小型液晶パネルの世界市場で、サムスンモバイルディスプレー(SMD)の7~9月期の売上高は17億9300万ドル(約1392億円)となり、21.4%を占めた。SMDの世界シェアが20%を上回ったのは初めて。
ディスプレイサーチはまた、SMDの10~12月期の売上高が21億1000万ドルに増加し、世界シェアは24.2%に上昇すると見込んだ。
市場シェア2位のシャープは前期比で1.9%下落した14.5%となった。10~12月期は13.7%落ちると予測した。
日本政府の支援を受け来春までに発足する「ジャパンディスプレイ」に参加する東芝、ソニー、日立製作所の7~9月期の市場シェアを合計すると18.3%となり、SMDを2%下回った。
SMDは市場シェア拡大について、5月に世界初の5.5世代AMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)生産ラインが本格的に稼働し、AMOLED供給が急増したためと分析している。
SMD関係者によると、自社のAMOLEDがサムスン電子のスマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシー」シリーズやモトローラ・モビリティーの次世代スマートフォン「レーザー」、ノキアの「ルミア800」などに採用され、スマートフォン市場で主力の液晶パネルとして浮上している。来月発売されるソニーの携帯用ゲーム機「プレイステーション・ヴィータ」にも5インチのAMOLEDが搭載される。
出所:聯合ニュース(2011.11.10)