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聯合ニュースによると、
韓国の株式市場の売買回転率が世界で3番目に高いことが19日、分かった。
国際取引所連合(WFE)などによると、韓国取引所(有価証券市場と店頭株式市場コスダック)の先月末の回転率は15.6%で、世界51カ所の取引所のうち、米ナスダックOMX(25.0%)、中国の深セン証券取引所(21.4%)に続き3位だった。
韓国が3位に入ったのは2008年以来、3年ぶり。回転率の上昇は、今年下半期(7~12月)に欧州の財政危機に伴う株式市場暴落で、1日のうちに株の売買を繰り返すデイトレードが大きく増えたためと分析された。
また、韓国の株式市場は、市場の規模に比べ売買代金が多い方に属する。先月末の韓国取引所の売買代金は7位と上位だった。2007~2009年は9位だったが昨年から7位に上昇した。
資本市場研究院のシン・ボソン金融投資産業室長は「取引が多く、回転率が高いということは韓国市場に占める長期投資者の割合が低く、機関投資家層が薄いことを意味する。外国より個人投資家の割合が高く、デイトレードが多いことも回転率を高くしている」と説明した。
一方、韓国取引所の関係者は「回転率が高いということは取引が活発で、投資者が積極的であることを意味する。海外の取引所は取引が活発な韓国取引所との連携を望んでいる」と述べた。
出所:聯合ニュース(2011.12.19)