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聯合ニュースによると、

革新的なデザインと新しいコンセプトを取り入れた現代自動車の「ベロスター（Ｖｅｌｏｓｔｅｒ）」や「ｉ４０」が韓国ではそれほど注目されずにいるが、米国や欧州などの海外市場では人気を博している。

　完成車業界が８日までに公表した資料によると、昨年４月に発売された「ベロスター」は運転席側に１ドアのみを採用した斬新な「３ドアクーペ」モデルで話題を集めたが、同年末まで１万９４６台が販売され、目標の１万８０００台を下回った。

「ベロスター」＝（聯合ニュース）

　しかし、米国では昨年９月に発売されてから４カ月で９２８４台が売れ、今年１月も韓国販売台数の４倍を上回る１６９３台が販売された。欧州でも昨年６～１２月に４０６５台が販売され、好調な売れ行きをみせた。

　中型ワゴン市場への新しい風を吹き込むと期待され、昨年９月に発売された「ｉ４０」の販売台数は今年１月まで１８４０台にとどまり、低調な実績を残した。

　これに対し、欧州では昨年６月に発売されて以来、月２０００台前後の販売台数を維持し、昨年末まで計１万１７７７台が売れた。

　起亜自動車から２００９年に発売されたクロスオーバー車「ソウル（ＳＯＵＬ）」も輸出実績が韓国での販売台数をはるかに上回る。

　昨年の販売実績をみると、韓国では前年を下回る１万６７９２台だったが、米国では５０％以上急成長した１０万２２６７台を記録した。

　現代・起亜自動車グループ関係者は、「『ベロスター』『ソウル』は革新的なデザインで米国の若い消費者を攻略し、ユニークな広告でイメージを高めている。『ｉ４０』は欧州向けに開発しただけに、同市場で積極的に攻略する」とコメントした。　

原文記事

出所：聯合ニュース(2012．02.08)